◆平成25年度12月健保メモ
平成25年12月15日和歌山県眼科医会総会にて説明されました健保メモの資料を掲載いたします。
平成25年度12月健保メモ
◆平成25年度関連学会
平成25年4月21日 第146回 和歌山眼科学会
○特別講演:「私の緑内障手術-改定緑内障治療ガイドライン-」
講師:琉球大学大学院 医学研究科 医科学専攻 眼科学講座
教授 澤口 昭一 先生
平成25年5月16日 第70回和歌山眼科談話会
○「ドライアイと視機能」
講師:大阪大学大学院医学系研究科 眼科学 助教 高 静花 先生
平成25年5月25日 第6回 紀の国眼疾患研究会
○特別講演:「知っているようで知らない網膜静脈閉塞症
-私版治療方針アップデート」
講師:大阪大学 医学部付属病院 教授 瓶井 資弘 先生
平成25年6月13日 第13回 和歌山眼科フォーラム
○特別講演:「原発閉塞隅角緑内障眼に対する白内障手術」
講師:江口眼科病院 院長 江口 秀一郎 先生
平成25年7月18日 第71回和歌山眼科談話会
○和歌山緑内障眼底読影勉強会Ⅲ」
講師:杉浦眼科 緑内障専門外来 診療部長 今野 伸介 先生
平成25年8月3日 第8回 和歌山 黄斑勉強会
○特別講演:「加齢黄斑変性の診断と治療~紹介のポイント~」
講師:大阪市立大学大学院 医学研究科 視覚病理学 教授 白木 邦彦 先生
平成25年8月31日 第2回 和歌山緑内障フォーラム
○特別講演Ⅰ:「NTGにおける長期マネージメントのコツ」
講師:福井県済生会病院 眼科部長 新田 耕治 先生
○特別講演Ⅱ:「緑内障薬物治療アップデート」
講師:金沢大学医薬保健研究域医学系視覚科学 教授 杉山 和久 先生
平成25年9月12日 第149回 和歌山眼科集談会
○教育講演:「当院における涙道内視鏡手術」
講師:和歌山県立医科大学眼科 小門 正英 先生
○特別講演:「トラべクレクトミーの臨床エビデンス」
講師:福井大学医学部眼科学教室 教授 稲谷 大 先生
平成25年10月3日 第72回和歌山眼科談話会
○「ソフトコンタクトレンズトラブルシューティング~ケア用品を中心に~」
講師:イワサキ眼科医院 白川分院院長 久保田 泰隆 先生
○「網膜抗血管新生治療の極意」
講師:日本赤十字社 和歌山医療センター眼科部長 大谷 篤史 先生
平成25年10月10日 第2回 和歌山涙道疾患勉強会のお知らせ
○特別講演:「涙道疾患の治療戦略」
講師:原眼科医院 原 吉幸 先生
平成25年10月26日 第1回 和歌山角膜フォーラム
○特別講演:「眼感染症治療の変遷と現状~Bacteria Wars~」
講師:鳥取大学医学部 眼科学教室 視覚病態学 教授 井上 幸次 先生
平成25年11月7日 第14回 和歌山眼科フォーラム
○特別講演:「網膜・硝子体分野の診断・治療のトピックス」
講師:三重大学大学院 医学系研究科 臨床医学系講座 眼科学 教授
近藤 蜂生 先生
平成25年12月5日 第73回 和歌山眼科談話会
○「コア・メカニズムに基づくドライアイ治療の新しいやりかた
~緑内障点眼薬の眼表面への影響を含めて~」
講師:京都府立医科大学眼科学教室 准教授 横井則彦 先生
平成25年12月15日 第147回 和歌山眼科学会
○特別講演:「白内障診療ステップアップ」
講師:筑波大学医学医療系 眼科 教授 大鹿 哲郎 先生
◆第147回和歌山県眼科医会定期総会
日時:平成25年12月15日(日)
場所:ホテルグランヴィア和歌山
出席者: 40名
委任状出席者: 39名
本日ご多忙の中、第147回和歌山県眼科医会総会にご出席いただきましてありがとうございます。
さて先日中医協が発表しました平成26年度診療報酬改定の基本方針によりますと、従来の病院・施設から患者さんを地域全体で面倒を見ようとする「地域完結型」医療への転換がうたわれており、在宅・介護に重点を置いた地域の実情に応じた医療ネットワークの構築の必要性が強調されています。今後眼科もこのような方針にどのように関与していくのか検討がなされていくものと思われます。
また、最近混合診療の問題がテレビ等で取り上げられていますが、先日の新聞に、政府の規制改革会議の公開討論が行われ、その際厚労省が同会議による混合診療の大幅拡大の要求に「将来の保険適応を前提としない保険外併用療養の検討はありうる」と応じたとの記事が載っていました。現在眼科で認定されている多焦点眼内レンズ挿入術といった手術をさらに増やし、それにより公的医療給付の縮減を計る狙いです。今後混合診療の拡大が進んでいかないか危惧されるところです。
専門医制度に関しましては、第3者機関である日本専門医機構(仮称)を立ち上げ、2017年に後期研修を行う医師から新制度による研修がはじまり、3年間で基本的な診療領域の専門医を取得する計画となっていますが、本年4月末に出された「専門医の在り方に関する検討会」の報告書によりますと、「医師の地域偏在、診療科偏在の視点への配慮が欠かせない」といった内容も盛り込まれており、今後このような問題を一人ひとりが自分の問題として受けとめ、総意を結集して改善策を見出していってもらいたいと願っております。
今回現執行部の任期満了につき会長選挙が行われました。微力ながら私は2期4年間会長職を務めさせていただきましたが、その間ホームページの開設、会報の発行を行い情報公開に努めてまいりました。僻地検診に関しましては、眼科校医不在の地区を少しでもなくすため、北山村、高野山地区の先生方にお願いし眼科校医となっていただき、校医不在の解消に努めました。その他目の愛護デーの緑内障検診、コメディカル講習会、コンタクトレンズ継続研修、男女共同参画推進への取り組み等、会の運営に努めてまいりましたが、これらは副会長はじめ、理事・役員の先生方、会員の先生方の多大なご協力の賜物であり、心より感謝しております。後程小西議長から報告があると思いますが、今回立候補届をいただいたのは1名のみでしたので、無投票で承認される予定です。新会長誕生の暁にはみんなで一致団結し、新会長を盛り上げていってもらいたいと思っています。以上会長挨拶を終わります。有難うございました。
四.報告事項
1)会務および事業報告
1.会務、一般事業報告 (資料1) 金川龍一
2.会員異動、表彰 (資料2) 金川龍一
2)平成25年度へき地学校健診報告 (資料3) 中尾俊也
3)平成25年度目の愛護デー事業報告 (資料4) 田村 学
4)平成25年度眼科コメディカル事業報告(資料5) 北山早知子
5)平成25年度コンタクトレンズ販売管理者講習
(資料6) 金川龍一
6)和歌山県眼科医会賛助会員の件 (資料7) 橋爪奈津子
7)平成25年度学術講演会 (資料8) 田村 学
8)その他
五.議事
第一号議案 平成26年度学会予定の件 田村 学
・ 平成26年2月 集談会(新潟大 福地教授)
・ 平成26年4月27日 和歌山眼科学会(鳥取大 井上教授)
・ 平成26年6月 和歌山眼科フォーラム(延世大 金教授、佐々木香る先生)
・ 平成26年9月 集談会
・ 平成26年10月30日 和歌山眼科フォーラム
・ 平成26年12月 和歌山眼科学会
第二号議案 公益社団法人日本眼科医会代議員・予備代議員
選出変更に伴う会則変更の件 黒田純一
(変更前)
第20条 公益社団法人日本眼科医会和歌山県支部の代議員、予備代議員の選出
は理事会の議を経て、総会において承認をえるものとする。
(変更後)
第20条 公益社団法人日本眼科医会代議員、予備代議員の選出は日眼医の選出
規定に基づき選出する。
第三号議案 和歌山県眼科医会会長選挙 小西則子
平成25年11月20日に公示され、11月29日の締め切りまでに立候補者が、現副会長 田村学先生 のみのため、候補者が定数に一致し、投票によらないで、
次期会長 田村学先生 が当選されました。
六.健保メモ 田中康裕
七.その他
閉会 田村 学
2013年11月30日
◆第14回全国勤務医連絡協議会報告
講演
テーマ「これからの専門医制度」 講師:池田康夫 先生
【現在の専門医制度の問題点】
o各学会が独自に専門医制度をつくることができるので、乱立している。
o各学会で認定や更新の基準に差異があり標準化されていない。特に臨床能力本位の認定更新制度になっていない。
o専門医を持っていても公に認められる資格となっていないので、専門医に特別なインセンシティブがあるわけではない。
o患者さんが、専門医のことを必ずしも理解しているとは限らず、そのために患者さんの受診行動に役立っていない。
【専門医の在り方に関する検討会の最終報告】
o各学会ではなく、中立的な第三者機関で行う。
o19の基本領域(外科、内科、眼科など)とサブスペシャルティ領域(消化器外科、循環器内科など)の二段階制とする。
o眼科はサブスペシャリティ領域をつくらない。
o総合診療内科(眼科、耳鼻科、小児科領域の救急などの初期対応は可能)を新たに位置づける。
o広告制度を見直し、中立的第三者機関が認定した専門医のみを広告可能とする。
o第三者機関の財務は専門医認定料や更新料の一部を財源とする。
o現在の学会認定の専門医からの移行措置は検討中である。
【予定】
2016年 臨床研修2年目への研修プログラム提示
2017年 新制度による後期研修開始
2020~2021年 新制度の専門医認定
都道府県眼科医会提出議題
【医療制度、保険制度】
無過失補償制度にはワクチンや産後脳性マヒなどがあるが、白内障術後眼内炎など組み入れることができないか。
【診療報酬関係】
ORTの普及率向上に取り組んでほしい。
白内障併発の網膜剥離や小瞳孔の白内障手術での瞳孔形成術などの術式の同時算定はできないこと。
【勤務医の労働条件】
管理職になると時間外手当がつかないため、忙しくなるほど給料が減る可能性があるため、インセンシティブがあってもいいのではないか。
医療クラークの増員への働きかけについて。
オンコール待機で手当がないことについて。
転勤先により、退職金の算定に不利になる場合があることについて。
【病院体制】
抗VEGF硝子体注射が勤務医の負担を増やしているが、病院と診療所間で地域連携パスなどができないか。奈良県ではパスができている。
【専門医制度】
第三者機関認定専門医制度への移行に際して、日眼や日眼医の会員歴は文言としては条件から外れるが、今後、日眼医が新専門医制度に関わっていけるかが重要課題ではないか。
【新眼科医減少の現状と対策】
研修医への豚眼ウェットラボの呼びかけとその後の食事で眼科入局増加例あり。
【女性医師】
時短勤務について。女性医師は常勤で働きたがっている方が多い。
【日眼医に対して】
眼内炎が頻発したH社眼内レンズ使用の患者さんへの対応について。
【その他】
消費税増税に際し、診療報酬に反映されるべきではないのか
「日本の眼科」の電子化は振り込み用紙があるので無理なこと。
日本眼科医連盟に積極的に加盟してほしいこと。
2013年11月 5日
◆平成25年度 目の愛護デー報告
平成25年10月6日 緑内障検診結果
検診者数 81名 A異常なし 50名 性別 男性 28名 女性 43名 B C 通院中 |
○平成25年度「目の愛護デー」出務者
名前 | 所属 | 役割 | |
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和歌山県眼科医会 | 黒田 純一 | 眼科黒田クリニック | 挨拶、座長 |
田村 学 | 田村眼科 | 司会、統括責任者 | |
岡本 好夫 | おかもと眼科 | 検診担当 | |
小田 盛司 | おだ眼科クリニック | 検診担当 | |
谷口 美砂 | 日赤和歌山医療センター | 特別講演 | |
視能訓練士 | 小久保 奈津 | 和歌山県立医科大学 | 検査補助 |
佐藤 真奈美 | 和歌山県立医科大学 | 検査補助 | |
樋口 裕紀 | 社会保険紀南病院 | 検査補助 | |
器械担当 | 田邊 剛士 | 東和産業(株) | 眼圧計貸出 |
賛助会員メーカー | 松澤 尚樹 | 大塚製薬(株) | 受付 |
杉本 宗隆 | 科研製薬(株) | 受付 | |
覚埜 孝雄 | 興和創薬(株) | 受付 | |
中安 稔 | 参天製薬(株) | 会場(写真) | |
西村 得二 | 千寿製薬(株) | 受付 | |
秋濃 久良 | テイカ製薬(株) | 受付 | |
田崎 義隆 | 日東メディック(株) | 受付 | |
山下 智史 | 日本アルコン(株) | 受付 | |
寺田 純司 | (株)日本点眼薬研究所 | 受付 | |
谷原 康夫 | ノバルティスファーマ | 受付 | |
塩田 雅弘 | ファイザー(株) | 会場 | |
外園 悠人 | わかもと製薬(株) | 会場 | |
山下 靖史 | MSD(株) | 会場 | |
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