2012年11月 3日
◆第36回全国眼科学校医連絡協議会報告
平成24年9月30日(日) 東京グランドホテル 桜の間にて
第36回全国眼科学校医連絡協議会が開催されました。
1. 開会の辞 宇津見 義一 (担当常任理事)
2. 会長挨拶 高野 繁 会長
3. 来賓紹介
4. 来賓挨拶 知念 希和 (文部科学省スポーツ・青少年局
学校健康教育課専門官)
道永 麻里 (日本医師会常任理事)
雪下 國雄 (日本学校保健会専務理事)
吉田 統彦 (衆議院議員)
5.都道府県眼科医会提出議題
1)コンタクトレンズ
2)眼外傷
3)色覚
4)眼科学校検診
5)健康教育
6)斜視・弱視
7)その他
スポーツ等の理由により小学生でのコンタクトレンズ装用者の増加、柔道または
剣道の必修に伴う低裸眼視力者への対応と指導の問題。
色覚検査の実施率の地域によるバラツキ、視力検査でのコンタクトレンズや眼鏡を装用した矯正視力検査が省略されている件や、視力検査のすりぬけによる弱視の発見の遅れの問題。園児の視力検査マニュアルについて、受診勧告の書式や、受診勧告がうまくなされていない問題。
近視進行予防で低濃度アトロピン点眼、近視進行予防眼鏡の件や、LED液晶でのブルーライトの問題。
学校現場での化学実験に用いる保護眼鏡の不足など、多くの問題、要望がなされ、論議されました。
6.本部報告
1)平成23年度事業報告ならびに平成24年度事業計画について
関連団体との連携強化
学校保健の知識の普及と現状の把握
各種教材などの検討・作成
全国眼科学校医連絡協議会の開催
学校保健委員会の開催
2)その他
7.教育講演
テーマ 「学校医の知っておくべき前眼部感染症」
演 者 岡本 茂樹 (医療法人幸友会 岡本眼科クリニック院長)
細菌性結膜疾患、クラミジア性結膜炎、ウイルス性結膜炎(EKC,PCF,
AHC)、コンタクトレンズ合併症としての細菌性角膜炎について講演が
なされました。
8.閉会の辞 山岸 直矢 (担当副会長)