2018年7月10日

◆平成30年度へき地検診に参加して

和歌山県立医科大学付属病院 視能訓練士 冨永 怜那
今回私は、有田川町清水にて行われたへき地検診に参加させていただきました。 外江理医師と松本英樹医師、視能訓練士4名で実施し、私は清水の検診に参加させてもらうのは2回目でした。
視能訓練士はオートレフと眼位検査を行う2名と、視力検査を行う2名とに分かれ、私はオートレフと眼位検査を担当しました。
眼位検査で眼位異常があれば記載し、オートレフで±1.00D以上であれば視力検査へと回し、その後医師による診察の流れでした。
清水では小学生と中学生102名が対象でしたが、コンタクトをしている生徒はおらず、眼鏡をかけている生徒も少ないイメージでした。
また、オートレフで引っかかる生徒も少なく、学校検診での視力も1.0以上の生徒が多い印象でした。
1回目に清水に来た時は、オートレフと眼位検査と、また交代して視力検査もさせてもらい、その際も視力検査に回ってくる生徒は少なかったように記憶しています。しかし、今回のへき地検診でも、その少ない視力検査の中で眼鏡度数があっていない生徒や、小学校低学年の生徒で視力が上手く測れない生徒もいて、眼科を受診したほうがよい生徒が何名かいたため、改めてへき地検診の重要性を感じました。
私は今回のへき地検診を含め3回目の参加となりますが、へき地検診では独特の緊張感があり、また毎回学ぶことがたくさんあるので、これからも是非参加させていただきたいと思います。
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