2012年12月25日

◆第145回和歌山県眼科医会定期総会

日時:平成24年12月16日(日)14:00~15:00
場所:ホテルグランビア和歌山
出席者:   71名
委任状提出者:32名

一.開会                     司会 田村 学

二.議長                        小西則子

三.会長挨拶                      黒田純一 
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 第145回和歌山県眼科医会総会を開催するに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
会員の先生方には本日ご多忙の中ご出席いただき、有難うございました。平素は役員ならびに会員の先生方には何かと眼科医会活動にご協力いただきまして、大過なく会が運営されていますことを御礼申し上げます。
さて本年8月、3党合意により税と社会保障の一体改革法案が成立し、社会保障充実のためとの名目で消費税増税が決定されました。しかし、医療保障の財源への補填は1割もないとも聞いており、この社会保障財源の不足から、本年度の診療報酬・介護報酬同時改定におきましても政府は医療の分野においては在院日数の短縮、在宅医療への誘導を進め、入院から在宅へ、そして医療から介護への方針を打ち出しています。こういった中、日本眼科医会では眼科における介護・在宅医療分野への関与を深めるため、各都道府県眼科医会に介護・在宅医療担当役員の選任を依頼し、当県では田村副会長がご尽力されていますが、今後眼科医の在宅医療に関する情報が発信されるものと思われますので、ご注目いただきたいと思います。
消費税に関してですが、保険診療は非課税のため消費税は加算されません。しかし設備や薬剤の仕入れには消費税がかかり、税率が上がるほど我々の経営を圧迫してくることは明白です。このような問題に対処するためには政治的活動が必要となります。日本眼科医会は公益法人であるため政治的活動はできません。それを行うのは日本眼科医連盟です。本年日本眼科医会の公益法人化に伴い、連盟への入会方法と会費納入方法が変更になりました。そのため納入率がかなり低下しております。我々の前には診療報酬の問題以外にも眼鏡士問題、コンタクトレンズ問題、混合診療の問題、専門医制度の問題等々、数々の懸案事項が横たわっています。どうかこれからの眼科診療を守るためにも一人一人が問題意識を持っていただき、日本眼科医連盟に入会していただきますようお願いします。
本年度の表彰に関してですが、先日公益財団法人和歌山県角膜・腎臓移植推進協会の創立25周年式典が行われ、その際に本会の田中副会長が長年のご尽力に対し功労者表彰を受けられました。田中先生には心よりお祝い申し上げます。また、来年2月には白浜で角膜カンファレンスが行われます。それに関しましても会員の皆様のご参加をお願いしまして会長挨拶を終わります。

四.報告事項
1)会務および事業報告
 1.会務、一般事業報告        (資料1)  金川龍一
 2.会員異動             (資料2)  金川龍一
(資料2) 平成24年4~12月会員異動
4月10日 永瀬大輔先生 B 転入 鳥取 ⇒串本リハビリセンター
4月12日 佐々木慎一先生 B 転出 串本リハビリセンター⇒鳥取
5月16日 伊藤初夏先生 C 転出 日赤和歌山医療センター⇒滋賀
5月20日 若林 卓先生 C 転出 紀南病院⇒大阪大学医学部眼科
7月1日 西田壽夫先生 勤務先及び会員種別変更 A⇒B 愛晋会 中江病院
9月7日 吉武達哉先生 未入会 転入 京都⇒日赤和歌山医療センター
10月4日 西川為久先生 B⇒A 開業 にしかわ眼科クリニック

2)平成24年度へき地学校健診報告   (資料3)  中尾俊也
3)平成24年度目の愛護デー事業報告  (資料4)  田村 学
4)平成24年度眼科コメディカル事業報告(資料5-1, -2)  北山早知子
5)平成24年度コンタクトレンズ販売管理者講習
                     (資料6)  金川龍一
6)和歌山県眼科医会賛助会員の件     (資料7)  橋爪奈津子
7)平成24年度学術講演会        (資料8)  田村 学
8)その他

五.議事
第一号議案 平成25年度和歌山県眼科医会関連学会の件   田村 学
第二号議案 その他
六.健保メモ               (資料)    田中康裕

七.その他 
閉会                           田村 学

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