2012年7月 2日

◆平成24年度公益社団法人日本眼科医会定時代議員会報告

会長 黒田純一
公益社団法人日本眼科医会代議員会が下記の通り開催されました。

期日  平成24年6月24日(日)8:30~15:00
場所  東京プリンスホテル(東京)

議題
1) 議事
第1号議案 平成23年度公益社団法人日本眼科医会会務並びに事業報告の件
第2号議案 平成23年度公益社団法人日本眼科医会決算の件
第3号議案 公益社団法人日本眼科医会顧問、参与委嘱の件
第4号議案 公益社団法人日本眼科医会役員報酬等規程の件

2) 報告
日本眼科医会倫理綱領および倫理規程の制定の件

最初に高野会長の挨拶があり、裁定委員会がスタートしたこと、眼科の在宅医療への取り組みを進めていきたいこと、「コンタクトレンズ処方のあり方委員会」がスタートし、執行部とは独立して議論を進めてもらおうと思っていること、等の話がありました。
そのあと各ブロックからの要望、質問に対して答弁がなされました。コンタクトレンズ問題では厚労省に対し、レンズ販売にあたっては眼科医の受診を前提とすることを販売管理者に指導してほしい旨の要望を行ったということです。CL処方箋の法制化の働きかけから少し方向を変え、販売管理者への指導強化という方針が示されたように思いました。震災への対応に関しては、ビジョン・バンの具体的な運用についての話が有り、災害時には視覚障害者への対応が問題であり、その為には平素から視覚障害者の把握が必要であるとのことでした。その他、眼科在宅医療への取り組み方について、現行の身体障害者福祉法の障害等級評価法における視野の評価法が再検討されていること、準会員の問題等、様々な問題が幅広く討議されました。
この後、1号、2号、3号、4号議案の採決と、日本眼科医会倫理綱領、規定の報告がなされ、閉会となりました。詳細は日本の眼科を参照してください。

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