2011年9月26日

◆平成23年度第2回理事会

日時:平成23年9月15日(木) 午後7時より
場所:和歌山ビッグ愛4F 和歌山市医師会研究室
出席者:黒田・田中・田村・金川・榎本・北山・宮本(香)・泉谷・中尾・山下・芝崎・
山本(良)・岡本・宮本(武)・住岡
欠席者:なし

議事

会長挨拶 黒田

報告事項
1.日眼医全国眼科学校医連絡協議会 7月31日 於:東京  中尾  
2.近眼連勤務医部会 8月28日(日) 於:奈良    住岡     
3.近眼連連絡協議会 8月28日(日) 於:奈良    田中     
4.全国支部長会議報告 9月4日(日) 於:東京    黒田     
5.眼科コメディカル講習会・近眼連眼科スタッフ教育講座について 北山  
6.賛助会員費について                黒田     
7.その他   へき地健診について                             

協議事項
1.10月2日、目の愛護デー行事について     田村
2.12月11日、コンタクトレンズ販売管理者継続研修について  金川            
3.平成23年度日本眼科医連盟 連盟協議委員会 10月22日  於:東京 黒田
4.全国支部健保担当理事連絡協議会 10月30日  於:東京  田中  
5.第42回全国学校保健・学校医大会  10月29日 於:静岡 中尾・黒田
6.第1回近眼連男女共同参画推進連絡協議会について11月5日於:奈良市「四季亭」
7.全国勤務医連絡協議会 11月20日(日) 於:東京  田中         
8. 第143回 和歌山県眼科医会臨時総会・学会 12月11日 於:グランビア
特別講演:  東京大学教授 天野史郎先生           
9.会長選挙の件
10.その他

2011年8月17日

◆第35回全国眼科学校医連絡協議会報告

第35回全国眼科学校医連絡協議会
                         中尾 俊也

 平成23年7月31日(日) 東京プリンスホテル サンフラワーホールにて第35回全国眼科学校医連絡協議会が開催されました。

 1. 開会の辞  宇津見 義一 (担当常任理事)

 2. 会長挨拶  高野 繁 会長

 3. 来賓紹介

 4. 来賓挨拶  有賀 玲子 (文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課専門官)
          石川 広己 (日本医師会常任理事)
          雪下 國雄 (日本学校保健会専務理事)
          吉田 統彦 (衆議院議員)

 5.都道府県眼科医会提出議題
    1)コンタクトレンズ
    2)眼外傷
    3)色覚
    4)眼科学校検診
    5)健康教育
    6)眼科学校医問題
    7)斜視・弱視・両眼視
    8)心因性視覚障害
    9)プールと洗眼
    10)その他

   オルソケラトロジーの問題、来年度からの柔道または剣道の必修に伴う、これらの武道における眼外傷の危険性の把握の必要性。色のバリアフリーや色覚異常への教育的配慮が学校現場で周知されておらず、各教育委員会と協力して、現場への指導を行うことが重要であること。園児の視力検査マニュアル実地指導について、現在ビデオを作製中であること。アウトメディアの問題、眼科学校医の偏在の問題、3Dゲーム機による眼の健康への問題。本年は東日本大震災があり、PTSDに伴う心因性視力障害も散見され、今後メンタルケアの重要性から各専門分野の方と協力し、長いスパンで支援していくことが重要であること。など、多くの問題、要望がなされ、論議されました。

 6.本部報告
    1)平成22年度事業報告ならびに平成23年度事業計画について
          関連団体との連携強化
          学校保健の知識の普及と現状の把握
          各種教材などの検討・作成
          全国眼科学校医連絡協議会の開催
          学校保健委員会の開催
    2)その他

 7.教育講演
    テーマ 「学校保健と3D -3D映像は学童のハンディキャップにならないか」
演 者 不二門 尚 (大阪大学大学院医学系研究科感覚機能形成学分野)

     3D視聴による眼精疲労の問題(特に輻輳不全の症例)、輻輳-調節系が発達段階にある小児では眼位異常をきたす可能性があること。立体視の機能が弱い人では3D映像が立体的に見えない可能性があること(ハンディキャップ?)。
また逆に、通常の立体視(-)の症例でも、3D映像が立体的にみえる可能性があること。まだエビデンスもないため、今後3D映像の導入には利点もあるが、充分な配慮が必要で慎重であるべきであることが述べられた。

 8.閉会の辞   福下 公子 (担当副会長)

2011年7月29日

◆平成23年度第1回理事会

日時:平成23年7月14日(木) 19:00~20:00
場所:和歌山ビッグ愛4F 和歌山市医師会研究室
出席者:黒田・田中・田村・金川・榎本・北山・中尾・山下・芝崎・山本(良)
泉谷・宮本(武)・住岡
欠席者:宮本(香)・岡本
司会:田村

報告事項
1.日眼医代議員会報告 於:東京 平成23年6月25日    (黒田)                    
2.平成23年度第1回近眼連連絡協議会報告 於:奈良 平成23年5月28日 (田中)
3.全国審査委員連絡協議会報告 於:東京 平成23年5月29日  (田村)
4.平成23年度へき地学校眼科健診結果         (中尾)        
レフレクトの不具合に関しては、ミラーを掃除して再度検討
5.5月28日 眼科コメディカル試験結果    (北山)            
6.6月11日 和歌山眼科女性医師の会について (北山)          
7.平成23年度賛助会員会費の件   (黒田)             
8.眼科医連盟会費について      (黒田)               

協議事項
1.目の愛護デー行事について  10月2日  於:ビッグ愛   (田村)
2.平成23年度眼科コメディカル和歌山講習会募集について    (北山)   
8月初めに募集案内送付。試験は最終日の講義後に実施。
3.7月31日 全国眼科学校医連絡協議会 於:東京      中尾出席    
10月29日 全国学校保健・学校医大会          中尾・黒田出席      
4.眼鏡に関するアンケート調査へのご協力のお願いについて      
去年と同じ診療所にて実施
5.10月30日 全国支部健保担当理事連絡協議会 於:東京   田中出席
6.ジョンソン&ジョンソンTVCIの件 
7.兵庫60周年記念式典参加について             金川出席                
8.11月20日 全国勤務医連絡協議会 於:東京        田中出席
9.8月28日 近眼連勤務医部会出席の件 於:奈良    田中、岡本、住岡出席
10.8月28日 近眼連出席の件 於:奈良  黒田、田中、田村、岡本、住岡出席
11.第143回 和歌山県眼科医会総会・学会
   平成23年12月11日
   特別講演: 東京大学 天野史郎教授  共催わかもと製薬

2011年6月29日

◆平成23年度第2回定例代議員会並びに定例総会報告

黒田純一

 平成23年6月25日(土)、26日(日)に東京プリンスホテルにおいて第2回定例代議員会並びに定例総会が開催されました。まず高野会長の挨拶があり、この度東日本大震災で被害にあわれた支部に対するこれまでの支援の状況、義援金の使い方についての説明がありました。日本の眼科6月号にその詳細が掲載されていますのでご覧ください。また、公的眼科健診の実現には、1.有用なデータの構築、2.国民の理解を得るための啓発活動、3.眼科医連盟活動の3つが重要な柱になるとの従来のお話とともに、今回はさらに2009年に眼科医会が作成し、公的眼科健診の必要性の根拠となっている「日本における視覚障害の社会的コスト」のデータに加え、眼科健診における対費用効果のデータを構築中とのことでした。このため東京都、長野県、愛知県、島根県の各自治体レベルで行われている眼科健診の成果を今後参考にしていくとのお話でした。
 その後ブロック代表質問に対する答弁が行われました。保留会員、特に勤務医に関しての質問に対し、現在実態調査を行っており、変更、異動届の書式を標準化するための作業を進めていて、保留会員のような支部に所属しない会員が存在しなくなるように努めるとのことでした。保留会員については、前回の代議員会において「理事会の決議をもって、代議員の選挙権及び非選挙権を除く会員の権利を認めることとすることが出来る」との見解が了承されていますが、これに関し、内閣府から理事会が一部会員の権利を制限する取扱いは不適切であるとの指導がなされ、現在内閣府の判断、支持に沿う形での修正を検討中との事でした。
 コンタクトレンズ検査料に関しては、先般の厚労省の不祥事に関する中間とりまとめ報告書の中で、コンタクトレンズ検査料のあり方について見直しを含めた検討を行うとの見解があり、これに対し、現状の検査料はコンタクト診療の適正化に相当有効で、効果的に機能しており、不祥事は検査料自体の問題でなく、変更しても改善効果はえられず、かえって新たな混乱を招く恐れがある等の理由で、原則このままにしてもらいたい旨、厚労省に要望するとの事でした。中医協はコンタクトレンズ検査料の問題を議論の対象にするか否かを10月ごろを目処に検討すると伝えられており、中医協の議論なしにこの問題が表面化することはないもようです。
 今回コンタクトレンズの処方箋問題が再度クローズアップされました。平成19年の代議員会において動議そのものが圧倒的多数で否決されことに比べれば、どちらかといえば今回は肯定的な意見が多くみられました。しかしこの問題は対面販売の問題や、コンタクトレンズに関し何の講習も受けていない販売管理者によるコンタクトレンズ販売が可能であるといった実状もふまえ、慎重に対応すべき問題であると思われます。その他多くの質疑応答が行われましたが、後日日本の眼科に掲載されますのでご参照願いたいと思います。
 続いて総会が行われ、物故会員に対する黙とうの後、表彰式が行われました。今回会長賞を受けられた12名の中に昨年叙勲の栄を受けられた山中守先生が入っておられ、新潟の岩田和雄先生が代表で表彰を受けられました。最後に経費削減の観点から現在の開催期間を2日から1日にしてはどうかとの提案が出され、担当役員から前向きに検討するとの回答があり、閉会となりました。

2011年4月15日

◆第142回和歌山県眼科医会総会


日時:平成23年4月10日(日)14:00~17:00
場所:ホテルグランヴィア
出席者:   63名
委任状提出者:43名

一.開会   田村 学副会長
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二.議長    小西則子議長
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三.会長挨拶  黒田純一会長
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 本日は会員の皆様方にはお忙しい所多数ご出席いただきまして、誠に有難うございます。また、役員ならびに会員の先生方には日頃のご協力を得まして、会が円滑に運営されておりますことをまず御礼申しあげます。
先般は日本眼科医会総会の委任状の回収に際しまして、御協力いただきまして有難うございました。おかげさまで3分の2以上の会員数が確保できたとのことで、先日の代議員会において新法人制度への対応の議題が議決可能となり、後程報告申し上げますが、日本眼科医会が公益法人としての道を歩みだすことが採択されました。会員に向けてのサービスが低下するのではないかとか、保留会員の問題など少し懸念材料もありますが、今後その方向で手続きが進んでいくものと思われます。
さて、ご存じのように東日本大災害が現在まだ進行中であります。被災者の方々のご苦労は大変なものだと思われますが、復興の支援に関しまして日本眼科医会は即座に災害対策本部を立ち上げ、巡回診療や医療機器の提供等に関し現在支援中との事であります。それに加えて日本眼科学会との連名で全会員に宛てて義援金の依頼を行っております。県眼科医会としては独自に義援金の要請は行わない方針でございますので、先生方におかれましてはどうかこれらの援助要請に最大限のご協力をお願い申し上げる次第です。
今回の原発の事故に関して「想定外の出来事」という言葉がよく使われております。それは「想定しなかったことに対する言い訳」ではないかとの厳しい指摘をされる批評家もあります。私どもも何が起きても想定の範囲の中にとどまるように、日々注意を怠ることなく診療にあたることが大切であると感じているこの頃です。
本日は報告事項の後、議事がございます。慎重にご審議の上、ご承認頂けますようお願い申し上げまして、開会の挨拶とさせていただきます。

四.報告事項
1)日本眼科医会定例代議員会報告           黒田純一
 4月2日、3日に平成23年度第1回定例代議員会並びに定例総会が東京プリンスホテルで開催され、出席してきました。傍聴人として田中康裕副会長にも出席していただきました。
第1日目にはまず今回の東日本大災害に関する報告が行われました。高野会長により震災直後から災害対策本部が立ち上げられ、今日まで行われた支援の経過について報告が行われました。情報の共有が大切との趣旨から、被災に遭われた岩手県、宮城県、茨城県から出席された先生より被災報告がありました。それぞれ現地で常勤の眼科医がないので派遣してもらいたいこと、病院から眼科医がいなくなってしまったこと、人的支援をお願いしたくても交通手段がないことや宿泊施設がないこと等の困窮した状況報告がなされました。福島県眼科医会会長の野地先生は今回現地での対策のため代議員会を欠席されたのでそのお詫びと、先が見えないことに対するいらだちの心境を文面にて寄せられました。これに対し高野会長は巡回診療や医療機器の提供等に関する支援を約束されました。私としても今後長期にわたる支援の必要性を感じた次第です。
そのあと今回の重要議題であります新法人化に関する協議が行われました。審議の後、新法人制度関連の議題を議決とするか、について採決が行われ、賛成多数で可決されました。そして翌日、委任状を含めて3分の2以上の出席により総会が成立しているとの報告のもと、公益社団法人を目指すこと、定款施行細則の一部変更及びその付帯決議案を可とするかが採決され、全員一致で可決されました。これにより日本眼科医会が公益社団法人を目指すことが決定されました。
公益法人になると公益目的事業を主たる目的とすること、公益目的事業比率が50%以上であることが必要とされますが、公益目的事業比率は現在行っている事業そのものが公益性が高いので、十分クリアするとの判断がなされています。また、遊休財産には制限があり、1年間の公益目的事業費相当額との制限が設けられます。加えて多くの書類を作成し保存しておく義務が生じます。しかし、医療そのものが高い公益性を持つこと、社会的信用度が高まること、それに伴い各機関との交渉に対して発言力が増すこと等から公益社団法人が選択されたようです。今後各都道府県眼科医会は従来の本部と支部の関係ではなく、日本眼科医会が各都道府県眼科医会に業務を委託するという形がとられるようです。現在の支部の規則には直接影響がないようですが、私どもは今後公益法人の一員として、より高い倫理性を持って医療にあたることが要求されているように思われました。
ブロック質問も行われましたが、これに関しては後日日本の眼科に詳細が掲載されますので、参照していただきたいと思っております。

2)会務および事業報告
1.会務、一般事業報告、会員異動   田村 学副会長

2、平成22年度和歌山県眼科医会歳入歳出決算報告   会計 宮本 香
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3、監査報告   監事 宮野恭子

4、平成22年度眼科コメディカル事業及び
    コンタクトレンズ販売管理者継続研修歳入歳出決算報告 会計 北山早知子
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5、平成22年度へき地学校健診決算報告
    および平成23年度へき地学校健診予定   中尾俊也
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五.議事
    ○第一号議案 平成23年度和歌山県眼科医会事業計画(案)
             及び学会予定   金川龍一副会長
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  • 平成23年9月8日 第145回和歌山集談会
           特別講演:香川大学 白神教授
  • 平成23年10月20日 第10回和歌山眼科フォーラム 
           特別講演:日本医大 高橋教授
  • 平成23年12月11日 第143回和歌山眼科学会
           特別講演:東京大学 天野史郎教授

                  ・・・・・・・承 認

        ○第二号議案 平成23年度歳入歳出予算(案)
        会計 宮本 香
                  ・・・・・・・承 認

    六.健保メモ   田中康裕副会長
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    七.その他

    八.閉会   田村 学副会長

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