2012年4月26日

◆平成24年度第1回定例代議員会報告


                             会長 黒田純一

 4月14日、15日に平成24年度第1回定例代議員会がザ・キャピトルホテル東急で開催され、出席してきました。
 第一日目は議事に先立ち日本眼科医会会長選挙が行われ、高野会長の再選が承認されました。また、副会長、常任理事、理事については立候補者数と定員が同数であったため、選挙せずに当選者が決まりました。この時点で当眼科医会の田中副会長の日眼医理事就任が承認され、田中先生は勤務医部と広報を担当されることになりました。同時に社会保険部のチームにも入られ、社保審査の本部見解の作成にもあたられます。日本の眼科の編集も担当されるようで、お忙しいとは思いますが、日本の眼科医療のため、頑張ってもらいたいと思います。
 高野会長の再任の挨拶では、1、今まで通り情報公開を行い議論を尽くしたいこと、2、東日本大震災に際し、義援金をはじめ多くの支援をいただいたことに対するお礼、日本版ビジョン・バンである眼科医療支援車両導入の計画があること、3、眼科に特化した公的検診に際し、費用対効果を検討中であることなどが述べられました。
 第二日目は主にブロックからの要望、質問に対して答弁がなされました。公益法人化に伴う代議員選出方法や会員資格の問題、大震災に対する対応策、コンタクトレンズ処方箋の義務化の是非等が議論されました。また、在宅診療拡大の対応のために、今後「診療・介護報酬検討委員会」を開催し、長期的な視点で眼科と在宅医療の検討を行うとのことで、これからの高齢化社会において、眼科も在宅医療に積極的に取り組んでいく必要があることが強調されました。この点に関しては今後議論が進んでいくものと思われます。この後定款及び定款施行細則の一部変更の件が賛成多数で可決され、閉会となりました。詳細は後日日本の眼科に掲載されますのでご覧になっていただきたいと思います。

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