2011年12月20日

◆第143回和歌山県眼科医会総会


日時:平成23年12月11日(日)14:00~15:00
場所:ホテルグランヴィア和歌山
出席者:   68名
委任状提出者:50名

一.開会   副会長 田村 学

二.議長    議長 小西則子

三.会長挨拶  会長 黒田純一

 第143回和歌山県眼科医会定期総会を開催するにあたり、一言ご挨拶申し上げます。本日は会員の先生方にはお忙しい中、多数ご出席いただきまして、有難うございます。また日頃は眼科医会活動にご協力いただき、厚く御礼を申し上げます。
 さて今年は災害に見舞われた年でした。東日本大震災に始まり、豪雨による被害が紀南地方をも襲いました。会員の先生方も被害に遭われたようですが、幸い大事にいたらなかったようで、胸をなでおろしております。今後とも異常気象によるこういった災害が起こる可能性があると思いますので、私達は日頃から十分な備えを行う必要が有ろうかと思います。
 日本眼科医会では公益社団法人への移行手続きが順調にすすんでいます。日本眼科医連盟に関しましては、会費をこれまで各都道府県眼科医会を通じて納入していましたが、来年1月より連盟が直接徴収することとなりました。その振込み手続き用紙が先日まいっておりましたが、現在の眼科医療にかかわる諸問題に対応するためには政治活動は必須のことと思われます。どうか皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
 和歌山県の本年度の事業としましては、先生方のご協力をもちまして、僻地健診、目の愛護デー、コメディカル講習会、コンタクトレンズ継続研修事業が例年通り行われました。僻地健診に関しましては、紀南地方の先生方のご協力を得まして、古座川地区の学校に眼科校医がおかれることとなりました。今後このような地区を増やしていきたいと思っておりますので、またよろしくお願いします。
 来年度には6年に一度の診療報酬と介護報酬の同時改定がおこなわれます。医療と介護の役割分担や在宅医療の充実等が盛り込まれるようですが、眼科がこれまでのように医療費抑制の犠牲になることの無い様、関係各位のご努力を切にお願いするところであります。また、最近TPP(環太平洋経済連携協定)が話題になっています。これに参加することによって、混合診療の導入あるいは株式会社方式の病院の進出といったようなことがささやかれており、これに関しましても私どもは今後注意し、経過を見守っていく必要があろうかと思います。
 本日は会務報告及び事業報告の後会長選挙がございます。スムーズにかつ慎重に協議し、会の運営にご協力いただきますようお願い申し上げまして、会長挨拶とさせていただきます。

四.報告事項
1)会務および事業報告
 1.会務、一般事業報告  副会長 金川龍一
 2.会員異動       副会長 金川龍一
  (資料1,2)

2)平成23年度へき地学校健診報告      理事 中尾俊也
  (資料3)

3)平成23年度目の愛護デー事業報告    副会長 田村 学
  (資料4)

4)平成23年度眼科コメディカル事業報告   理事 北山早知子
  (資料5‐15‐2)

5)平成23年度コンタクトレンズ販売管理者講習  副会長 金川龍一
  (資料6)
  
6)和歌山県眼科医会賛助会員の件       理事 宮本 香
  (資料7)
  
7)平成23年度学術講演会         副会長 田村 学
  (資料8)
8)その他
  
五.議事

第一号議案 平成24年度学会予定の件    副会長 田村 学
  (資料9)
  ・・・・ 承 認
  
第二号議案 社団法人日本眼科医会和歌山県支部代議員・予備代議員の承認の件
                      会長 黒田純一
 平成23年11月24日開催の平成23年度第1回役員会にて
 代議員:   黒田純一
 予備代議員: 田中康裕
が選出されました。 ・・・・・・承 認

第三号議案 その他

六.和歌山県眼科医会会長選挙         議長 小西則子
  平成23年11月16日に公示され同11月26日に締め切られました。
  締め切りまで立候補者が、現会長 黒田純一のみのため、候補者が定数に一致し、
  投票によらないで当選となりました。

七.健保メモ                 副会長 田中康裕

八.その他

閉会                     副会長 田村 学

2011年12月12日

◆平成23年度第1回役員会

日時:平成23年11月24日(木)  午後6:30~8:30
場所:和歌山ビッグ愛4階 和歌山市医師会研究室
出席者:黒田、田中(康)、田村、金川、榎本、宮本(香)、北山、泉谷、中尾、山下
     芝崎、山本(良)、岡本、宮野、小西、田中(淑)、吉村、前田、山中
議題
報告事項
1. 平成23年度僻地健診について                   中尾
2.目の愛護デーについて 10月2日                 田村
3.平成23年度 コメディカル講習会について             北山
4.平成23年度日本眼科医連盟協議委員会 10月22日 於:東京   黒田
5.第42回全国学校保健・学校医大会  10月29日  於:静岡   中尾
6.平成23年度日眼医各支部健保担当理事連絡会 於:東京       田中
7.第1回近眼連男女共同参画推進連絡協議会 11月5日 於:奈良   北山
8.全国勤務医連絡協議会 11月20日 於:東京           田中
9.平成23年度コンタクトレンズ販売管理者継続研修について      金川
10.賛助会員リスト                       宮本(香)

協議事項
1. 平成24年度僻地健診について                   黒田
2. 第143回和歌山眼科医会総会・学会開催について          黒田
   平成23年12月11日(日) ( 於:ホテルグランヴィア和歌山)
                      
特別講演:「角膜手術の新しいトレンド」
講師:東京大学大学院医学系研究科外科学専攻感覚運動機能医学講座 
眼科学教授 天野史郎先生
第144回和歌山眼科医会総会・学会開催について
平成24年4月22日(日)(於:ロイヤルパインズホテル)
     講師;山形大学眼科学教室教授 山下英俊先生
3. 平成24年度代議員・予備代議員  選出              黒田
        代議員   黒田純一
        予備代議員 田中康裕             
4. 会長選挙予定  
        公示 11月16日(水)
締切 11月26日(土)
        選挙 12月11日(日)

2011年11月15日

◆第42回全国学校保健・学校医大会報告

中尾 俊也

第42回全国学校保健・学校医大会が静岡市で下記の如く行われました。
日時:  平成23年10月29日(土)
会場:  ホテルセンチュリー静岡及びホテルアソシア静岡

午前の部 第5分科会 『 眼科 』
1. 幼児、低学年児童のためのじゃんけん視標を使った近方視力チェック
2. 小学生の視力、屈折、調節機能について
3. 治療開始年齢別にみた屈折異常による弱視の治療効果
4. 長野県松本市における園児の視力測定の結果について
5. 3歳児眼科健診と幼稚園児眼科検診
6. 平成22年度学校保健の全国調査
7. 眼科学校医の取り組み方の展望
8. 学校保健から見た小児眼科医療崩壊の防止と対策
9. 先天性外涙嚢瘻の小学校健診における有病率
10. 児童における義眼装用の実態とケアについて
11. 特別支援を必要とする児童生徒のリスクマネージメントについて
12. 京都における先天色覚異常についての取り組み
13. 児童生徒に希望者が多い警察官採用基準の改善について
14. 3次元映像再生装置が眼に及ぼす影響について

  園児、児童の視力について近方視力の重要性と、検診への取り入れの提案、
  就学前児童の視力検査の意義とその判断基準の妥当性についての課題、
  小児眼科医療のためにチームとしての連携の重要性、リスクマネージメント
  についての取り組み、色覚異常について学校への指導、個別の相談、対処が
  できるために、正しい知識と理解を深めること、3D導入もふまえ今後の
  問題点等が論議されました。


 午後の部 日本医師会長表彰の授賞式、シンポジウム、特別講演
  シンポジウムテーマ『 学校における検診システムの現状と課題』
   基調講演
     子どもの生活習慣病予防に向けて
     ~検診の重要性と学校医の役割~

   シンポジウム
1. 学校心臓検診における再調査の重要性について
                ~静岡県医師会の取り組み~
2. 蛋白尿に重点をおいた検尿システム
                ~静岡県としての提案~
3.静岡県の脊柱側弯症検診の現状と問題点
                
    学校検診は疾病の早期発見、早期治療と同時に健康管理、健康教育
   に重要であり、学校医は関連する教員や医療専門職とネットワークを
   形成し児童生徒の健康管理、教育の中核的役割がもとめられる。
    心臓検診では検診レベルの標準化、結果の総括と再調査が有効であり
   交代した検診医への情報提供がひつようなこと。
    腎臓検診では蛋白尿に重点をおいたフォローの統一化を図り判定
   委員会を設置し受診医療機関や学校にフィードバックすることで、有
   所見者の適切な管理、治療を行えるようにすること。
   脊柱側弯症検診では、視診のやり方を理解し、まず親、養護教諭
   への啓蒙と理解を促し、正しい検診が行われることが重要であること。
    以上の発表、提案について活発な質疑応答がなされました。
 

特別講演 『 21世紀の幸福論  ― ITは人を幸せにするか ― 』
         静岡理工科大学理工学部物質生命科学教授
         ノースカロライナ州立大学併任教授
                           志村 史夫 先生
 

2011年11月 9日

◆平成23年度第1回近眼連男女共同参画推進連絡協議会報告

和歌山県眼科医会 理事 北山早知子


平成23年11月5日(土)奈良市 四季亭「瑞雲」にて、第1回近眼連男女共同参画推進連絡協議会が開催されました。

1. 開会挨拶 奈良県眼科医会 山岸直矢会長
2. 協議会
【協議事項】
1. 在阪5大学での女性医師支援の現状と課題   (大阪府 中川 やよい)
2. 子育て世代女性医師に対する働く環境の整備を (兵庫県 藤原 りつ子)
3. 各地域での眼科女医の現状          (奈良県 内藤 恵子) 

 各地域における、女性医師に対しての就労支援体制、現状について報告されました。当直免除、院内保育、病児保育、時間外勤務免除、短時間勤務等それぞれで女性医師支援の取り組みはされつつありますが、地域差も大きく休職せざるを得ない場合もあるのが現状であります。

和医大医局では、非常勤雇用やその場合の外勤先の工夫、関連病院に勤務する場合は、当直免除や、院内保育を有する病院を優先する等の就労支援体制が取られている事を、和医大・岡田先生より報告されました。

2011年9月26日

◆平成23年度第2回理事会

日時:平成23年9月15日(木) 午後7時より
場所:和歌山ビッグ愛4F 和歌山市医師会研究室
出席者:黒田・田中・田村・金川・榎本・北山・宮本(香)・泉谷・中尾・山下・芝崎・
山本(良)・岡本・宮本(武)・住岡
欠席者:なし

議事

会長挨拶 黒田

報告事項
1.日眼医全国眼科学校医連絡協議会 7月31日 於:東京  中尾  
2.近眼連勤務医部会 8月28日(日) 於:奈良    住岡     
3.近眼連連絡協議会 8月28日(日) 於:奈良    田中     
4.全国支部長会議報告 9月4日(日) 於:東京    黒田     
5.眼科コメディカル講習会・近眼連眼科スタッフ教育講座について 北山  
6.賛助会員費について                黒田     
7.その他   へき地健診について                             

協議事項
1.10月2日、目の愛護デー行事について     田村
2.12月11日、コンタクトレンズ販売管理者継続研修について  金川            
3.平成23年度日本眼科医連盟 連盟協議委員会 10月22日  於:東京 黒田
4.全国支部健保担当理事連絡協議会 10月30日  於:東京  田中  
5.第42回全国学校保健・学校医大会  10月29日 於:静岡 中尾・黒田
6.第1回近眼連男女共同参画推進連絡協議会について11月5日於:奈良市「四季亭」
7.全国勤務医連絡協議会 11月20日(日) 於:東京  田中         
8. 第143回 和歌山県眼科医会臨時総会・学会 12月11日 於:グランビア
特別講演:  東京大学教授 天野史郎先生           
9.会長選挙の件
10.その他

ホームへ