2012年4月26日
◆平成24年度4月健保メモ
先日の和歌山県眼科医会総会にて説明されました健保メモの資料を掲載いたします。
平成24年度4月健保メモ
◆平成24年度関連学会予定
平成24年度関連学会予定
平成24年 4月22日 和歌山眼科学会
特別講演:山形大学眼科教授 山下英俊先生
平成24年 5月24日 第65回和歌山談話会
講師:愛媛大学大学院医学系研究科
視機能外科学分野 山口昌彦先生
平成24年 7月 5日 和歌山眼科フォーラム
特別講演:鹿児島大学教授 坂本泰二先生
平成24年 7月19日 第66回和歌山談話会
講師:日赤和歌山医療センター眼科部長 大谷篤史先生
平成24年 9月13日 第147回 和歌山眼科集談会
特別講演:富山大学教授 林 篤志先生
平成24年10月4日 第67回和歌山談話会
平成24年11月1日 和歌山眼科フォーラム
特別講演:京都府立医大教授 木下 茂先生
平成24年11月22日 第68回和歌山談話会
平成24年12月16日 和歌山眼科学会
特別講演:Catholic University Dr. Choun-Ki Joo
◆執行部役員 (平成24年4月~26年3月)
会 長: 黒田純一
副会長: 田中康裕・田村学・金川龍一
理 事: 榎本善収・宮本香・北山早知子・中尾俊也・泉谷昌利
山下隆之・芝崎喜久男・山本良・宮本武・岡本好夫
大谷篤史・橋爪奈津子・藤田識人
監 事: 前田裕子・宮野恭子
議 長: 小西則子
副議長: 田中淑子
顧 問: 山中守・雑賀司珠也・吉村利規
公益社団法人日本眼科医会 理事:田中康裕
公益社団法人日本眼科医会 代議員:黒田純一
公益社団法人日本眼科医会予備代議員:田村学
公益財団法人和歌山県角膜・腎臓移植推進協会 理事:黒田純一
角膜移植推進委員会 委員長:黒田純一
委員:雑賀司珠也・田中康裕・田村学・宮本武
日本アイバンク協会評議員 :田中康裕
郡市医師会役員
和歌山市医師会理事:田村学
和歌山市医師会学校医部会副会長:中尾俊也
和歌山市医師会学校医部会副議長:吉村利規
海南医師会副会長:金川龍一
有田市医師会会長:応地正章
有田医師会理事 :外江理
那賀医師会理事 :橋爪奈津子
◆平成24年度第1回定例代議員会報告
会長 黒田純一
4月14日、15日に平成24年度第1回定例代議員会がザ・キャピトルホテル東急で開催され、出席してきました。
第一日目は議事に先立ち日本眼科医会会長選挙が行われ、高野会長の再選が承認されました。また、副会長、常任理事、理事については立候補者数と定員が同数であったため、選挙せずに当選者が決まりました。この時点で当眼科医会の田中副会長の日眼医理事就任が承認され、田中先生は勤務医部と広報を担当されることになりました。同時に社会保険部のチームにも入られ、社保審査の本部見解の作成にもあたられます。日本の眼科の編集も担当されるようで、お忙しいとは思いますが、日本の眼科医療のため、頑張ってもらいたいと思います。
高野会長の再任の挨拶では、1、今まで通り情報公開を行い議論を尽くしたいこと、2、東日本大震災に際し、義援金をはじめ多くの支援をいただいたことに対するお礼、日本版ビジョン・バンである眼科医療支援車両導入の計画があること、3、眼科に特化した公的検診に際し、費用対効果を検討中であることなどが述べられました。
第二日目は主にブロックからの要望、質問に対して答弁がなされました。公益法人化に伴う代議員選出方法や会員資格の問題、大震災に対する対応策、コンタクトレンズ処方箋の義務化の是非等が議論されました。また、在宅診療拡大の対応のために、今後「診療・介護報酬検討委員会」を開催し、長期的な視点で眼科と在宅医療の検討を行うとのことで、これからの高齢化社会において、眼科も在宅医療に積極的に取り組んでいく必要があることが強調されました。この点に関しては今後議論が進んでいくものと思われます。この後定款及び定款施行細則の一部変更の件が賛成多数で可決され、閉会となりました。詳細は後日日本の眼科に掲載されますのでご覧になっていただきたいと思います。
2011年11月15日
◆第42回全国学校保健・学校医大会報告
第42回全国学校保健・学校医大会が静岡市で下記の如く行われました。
日時: 平成23年10月29日(土)
会場: ホテルセンチュリー静岡及びホテルアソシア静岡
午前の部 第5分科会 『 眼科 』
1. 幼児、低学年児童のためのじゃんけん視標を使った近方視力チェック
2. 小学生の視力、屈折、調節機能について
3. 治療開始年齢別にみた屈折異常による弱視の治療効果
4. 長野県松本市における園児の視力測定の結果について
5. 3歳児眼科健診と幼稚園児眼科検診
6. 平成22年度学校保健の全国調査
7. 眼科学校医の取り組み方の展望
8. 学校保健から見た小児眼科医療崩壊の防止と対策
9. 先天性外涙嚢瘻の小学校健診における有病率
10. 児童における義眼装用の実態とケアについて
11. 特別支援を必要とする児童生徒のリスクマネージメントについて
12. 京都における先天色覚異常についての取り組み
13. 児童生徒に希望者が多い警察官採用基準の改善について
14. 3次元映像再生装置が眼に及ぼす影響について
園児、児童の視力について近方視力の重要性と、検診への取り入れの提案、
就学前児童の視力検査の意義とその判断基準の妥当性についての課題、
小児眼科医療のためにチームとしての連携の重要性、リスクマネージメント
についての取り組み、色覚異常について学校への指導、個別の相談、対処が
できるために、正しい知識と理解を深めること、3D導入もふまえ今後の
問題点等が論議されました。
午後の部 日本医師会長表彰の授賞式、シンポジウム、特別講演
シンポジウムテーマ『 学校における検診システムの現状と課題』
基調講演
子どもの生活習慣病予防に向けて
~検診の重要性と学校医の役割~
シンポジウム
1. 学校心臓検診における再調査の重要性について
~静岡県医師会の取り組み~
2. 蛋白尿に重点をおいた検尿システム
~静岡県としての提案~
3.静岡県の脊柱側弯症検診の現状と問題点
学校検診は疾病の早期発見、早期治療と同時に健康管理、健康教育
に重要であり、学校医は関連する教員や医療専門職とネットワークを
形成し児童生徒の健康管理、教育の中核的役割がもとめられる。
心臓検診では検診レベルの標準化、結果の総括と再調査が有効であり
交代した検診医への情報提供がひつようなこと。
腎臓検診では蛋白尿に重点をおいたフォローの統一化を図り判定
委員会を設置し受診医療機関や学校にフィードバックすることで、有
所見者の適切な管理、治療を行えるようにすること。
脊柱側弯症検診では、視診のやり方を理解し、まず親、養護教諭
への啓蒙と理解を促し、正しい検診が行われることが重要であること。
以上の発表、提案について活発な質疑応答がなされました。
特別講演 『 21世紀の幸福論 ― ITは人を幸せにするか ― 』
静岡理工科大学理工学部物質生命科学教授
ノースカロライナ州立大学併任教授
志村 史夫 先生
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