2024年11月 5日
◆角膜カンファランス2025
和歌山県眼科学会会員各位
令和6年11月吉日
和歌山県眼科医会
会長 山中 修
和歌山県眼科医会
会長 山中 修
日頃から眼科医会活動にご理解、ご協力いただき、誠にありがとうございます。
2025年2月に高野山で角膜カンファランス2025が開催されます。
和歌山での開催は2013年の白浜開催以来となります。
当眼科医会では和歌山県眼科医会会員の皆さまと今学会を盛り上げていきたいと考えております。
皆様ご多忙とは思いますが、何卒ご参加を賜りたく存じ上げます。
ご参考までに末尾に学会HPの案内を載せております。
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角膜カンファランス2025
第49回日本角膜学会総会 第41回日本角膜移植学会
会長:岡田 由香 (和歌山県立医科大学 紀北分院 眼科 教授)
会長挨拶
角膜カンファランス2025を開催させていただくにあたりまして、ご挨拶申し上げます。この度は本会を担当させていただく光栄な機会を賜り、日本角膜学会・日本角膜移植学会の役員・会員のみなさまに心から御礼申し上げます。
テーマを「医王の目には途(みち)に触れて皆薬なり」とさせていただきました。これは弘法大師空海のお言葉です。「名医は道を歩いている時でも目に入る道端の雑草から薬草を見つける」という意味です。私は「臨床所見のちょっとしたことにも診断・治療への大きなヒントが隠されているので、それを見逃さないようにしなければならない」と理解しています。
またサブテーマの「色即是空 空即是色」は、「完成したものは、形として見えないその人の知恵と努力の化身であり、知恵と努力が完成した物事の価値を決める」と説かれていると考えています。
「よく学び、よく遊ぶ」は、知識・技術だけでなく、参加者みなさまが深く交流し、「人」を磨く学会として、角膜研究・臨床で世界をリードしてきた角膜カンファランスの長年の伝統そのものと感じています。今回の学会では、「目の前の病める患者さんの所見から病態を理解し、最適・最高の医療を提供することを学ぶ」ということを念頭におきました。
金剛峯寺ならびに高野山一帯と、弘法大師に高野山を授けた神として知られている麓の丹生都比売神社は、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」の名前で世界遺産に登録されています。2月の寒い時期ではありますが、学会の合間の時間に是非、霊場の雰囲気をご体験いただき、「医王の目には途に触れて皆薬なり」に触れていただきましたら、主催者としてこの上ない喜びです。和歌山県立医科大学 紀北分院眼科一同、本院眼科学講座(雑賀 司珠也教授)の応援も得て、できる限りのご準備をさせていただく所存です。
みなさまのご参加を心からお待ち申し上げます。
学会HP