2013年4月25日

◆平成25年度第1回日本眼科医会定例代議員会

 4月13日、14日に平成25年度第1回定例代議員会がザ・キャピトルホテル東急で開催され、出席してきました。
 高野会長の挨拶では、1、ビジョンバンが出来たこと、2、公的検診では費用対効果の検討が終わり今後3年間で実現したいと思っていること、3、専門医制度改革は日眼とはぶれないで行動したいこと、4.色覚検査について以前の法律改正が国民のためになっているのかどうかの反省をすること、5、運転免許更新時の視野検査に関し、今年中に運転シミュレーションの調査が始まること、6、診療報酬について7,8月に厚労省のヒアリングがあり、しっかりしたデータをそろえて折衝にあたること、7、WOCに参加をお願いしたいこと等を話されました。
 そのあとブロック質問があり、専門医制度問題、在宅医療問題、代議員選出方法について活発な意見が交わされました。
 在宅医療に関して現状では在宅患者訪問診療料の算定要件は1患者1保険医療機関が原則で、眼科での算定が実質的には困難となっているため、今後眼科医が参入しやすいよう在宅患者訪問診療料の算定要件の見直しを要望していくことや、私たちは市町村や地区医師会を拠点とした地域在宅医療を支える多職種連携のためのネットワークに積極的に参加することが望まれるとのことでした。
 また公益法人化に伴い代議員・予備代議員選出方法の変更がありましたが、平成25年度はとりあえず日眼医が各都道府県眼科医会に委託して行うという案が了承されました。詳細は後日日本の眼科に掲載されますのでご覧になっていただきたいと思います。

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