2010年7月 8日

◆平成22年度へき地学校検診

本年度のへき地学校眼科検診が下記の日程でおこなわれました。

  5月22日(土)  北山村    北山村立北山中学校体育館

出務医師  岡本 好夫
視能訓練士 小久保 奈津、中瀬 真由美

  5月23日(日)  古座川町   古座川町公民館
出務医師  岡本 好夫、黒田 純一
視能訓練士 小久保 奈津、中瀬 真由美

  5月29日(土)  有田川町   清水文化センター
出務医師  松本 英樹、石川 伸之
視能訓練士 木戸 由美、乙井 あや、小久保 奈津

  6月13日(日)  田辺市龍神  龍神市民センター
出務医師  吉村 利規、山本 良
視能訓練士 梶垣 昌里、西崎 京子、坊作 麻世、清水 範子

  6月19日(土)  日高川町美山 日高川町保健福祉センター
出務医師  榎本 善收
視能訓練士 鈴木 一郎、池永 ひと美

  6月20日(日)  日高川町中津 日高川町立中津小学校
出務医師  田村 学、金川 龍一
視能訓練士 梶垣 昌里、森下 和彦

  6月27日(日)  高野町    高野町立高野山小学校
出務医師  馬場 幸男、中尾 俊也
視能訓練士 岡 由紀子、森口 ゆみ子

 検診はオートレフラクトメーターで屈折検査を行い、視力測定、所持眼鏡の度数を
調べたのち、医師による診察が行われました。
検診後は地元の学校長、養護教諭、教育委員会の方々に事後指導と、質疑応答が行
われました。


検診風景


オートレフラクトメーターによる屈折検査。


視能訓練士による矯正視力検査。


スリットランプが新しくなりました。


検診後に事後指導が行われます。

2010年4月12日

◆平成22年度和歌山県眼科医会事業計画

本会は「会則の目的」に沿い、会員の資質向上と眼科医療の充実に努力する。

日本眼科医会、日本眼科学会、近畿眼科医会連絡協議会あるいは地域医師会、その他の関係団体との協調並びに一層の連携強化を図りながら、次の事業を重点的に進めていく。

庶  務:総会:平成22年4月11日(日) 於:ホテルグランビア

    平成22年12月5日(日) 於:ホテルグランビア

    役員会2回(予定 第1回 H22年11月18日、第2回 H23年3月24日)

    理事会3回 (予定 5月13日、7月8日、9月9日、各第二木曜日開催予定)

    小委員会を必要に応じて開催する。

渉  外:近眼連連絡協議会(主催地:兵庫県)に参加し、他府県の眼科医師と情報交換する。

    和歌山県角膜・腎臓移植推進教会へ寄付、アイバンクの運営に協力。

    和歌山県立医科大学眼科学教室主催の集談会・フォーラムに協力

公衆衛生:和歌山県医師会の公衆衛生事業に協力

    目の愛護デーに緑内障検診、市民公開講座を行う。郡市単位の事業に協力。

    和歌山放送に広告。

広  報:会報の発行 年1回予定

    ホームページを立ち上げ、IT環境を整備する。

学校保健:学校保健活動の推進。学校保健委員会への参加。

    各郡市、県内、全国の学校保健に関する種々の大会に参加。

    平成22年度へき地学校保健推進事業(眼科健診)を実施。

    県立高等学校分校(4校)眼科健診事業(県よりの委託事業)を実施。

学  術:眼科学会を平成22年4月、12月に業者と共催の上、開催。

眼科コメディカル:第32回コメディカル試験(平成22年5月15日)実施。

    眼科コメディカル和歌山講習会を8月より受講者募集し、9月から12月にかけて5日開催。
    会場:和歌山ビッグ愛 9月25日・10月9日・10月30日・11月20日・12月4日 きのくにORTの会に協力を要請する。

    平成22年度近眼連眼科スタッフ教育講座(大阪府で開催)への参加。

社会保険:会員に対する指導の充実と諸情報の迅速な伝達。

    総会時の健保メモにより情報伝達・指導を行う。

    日本眼科医会の全国審査委員連絡協議会、各支部健保担当理事連絡協議会へ出席する。

医療対策:会員のコンタクトレンズ販売店の管理者に対する継続講習のため、研修会の計画実施。12月5日(日)10:30~12:30 グランビアにて開催

    病診連携の促進。

会員福祉:和歌山県眼科医会主催ゴルフコンペ(ひとみ会)の開催(春、秋)。

    総会・学会終了後に懇親会の開催

勤務医 :近畿ブロック勤務医部会連絡協議会(8月と2月開催予定)への参加。

    日眼医全国勤務医連絡協議会(11月)への参加。

◆平成21年度和歌山県眼科医会・会務、事業一般報告

会務、事業一般報告 (敬称略)
                 (H.21.12.13~H.22.4.11)

H.21.12.13 第139回和歌山県眼科医会臨時総会
        於:和歌山ビッグ愛4F和歌山市医師会会議室

H.21.12.13 第139回和歌山県眼科学会
        於:和歌山ビッグ愛4F和歌山市医師会会議室
        一般講演 演者: 橋戸 美知佳・岡 由紀子・住岡 孝吉・塚田 佳世子
        特別講演: 「黄斑疾患研究の進歩」
        講師: 京都大学大学院医学研究科眼科学  吉村 長久 教授

H.22. 2.18 第142回和歌山眼科集会談会
        於: 和歌山県立医科大学 生涯研修・地域医療支援センター研究室
        教育講演: 岡田 由香
        一般講演    演者: 飽浦 淳介
        特別講演: 「角膜手術の進歩」
        講師: 東北大学眼科教授 西田 幸二 先生

H.22. 2.23 へき地学校眼科検診小委員会  於:銀杏  吉村、黒田、田村、中尾
H.22. 2.27 県医師会社保国保合同協議会  於:県文5F大会議室  黒田、田村
H.22. 3. 4 会計小委員会    於:和歌山ビッグ愛4F 市医師会応接室
                      吉村、黒田、田中(康)、田村、宮本(香)、北山
H.22. 3. 6 市民公開講座    
H.22. 3.5-6 アイバンク評議員会  於:東京  田中(康)
H.22. 3. 6 平成21年度 第3回近眼連連絡協議会  於:大阪市   吉村、黒田、田村、岡本
H.22. 3. 8 社保小委員     於:和歌山ビッグ愛4F 市医師会応接室 
吉村、黒田、田中、田村、山中
H.22. 3.11 2009年度第3回和歌山県眼科医会役員会   於:ビッグ愛4F 研究室
                吉村、黒田、田中(康)、田村、金川、宮本(香)、北山、山下、泉谷
                中尾、宮本(武)、小西、田中(淑)、前田、山中(守)
H.22. 3.14 第32回全国眼科コメディカル試験  申し込み送付 27名    北山
H.22. 3.16 和歌山市医師会眼科部会役員会  於:銀杏 田村、黒田、吉村、宮野、岩橋、中尾
H.22. 3.23 和歌山県角膜・腎臓移植推進協会理事会  於:県文6F特別会議室  吉村
H.22. 3.28 第64回ひとみ会ゴルフコンペ  於:大阪ゴルフクラブ
             医師8名  業者4名  優勝 倉渕先生  準優勝 坂本(日本アルコン)
H.22. 4.3-4 社団法人日本眼科医会第1回定例代議員会並びに第1回定例総会
        於: 東京プリンスホテル(東京)      黒田
H.22. 4. 2 会計監査
H.22. 4.11 第140回 和歌山県眼科医会定期総会 於:ホテルグランヴィア和歌山6階
H.22. 4.11 第140回 和歌山眼科学会      於:ホテルグランヴィア和歌山6階    

平成22年4月会員移動
1月    宮本純孝    B 転出 和歌山日赤 ⇒ 鹿児島
2月    愛川和代    A 退会(死亡)
3月    塚田佳代子   C 転出 和歌山日赤 ⇒ 京大
4月    愛川裕子    A 転入 京都 ⇒ 和歌山市 

◆平成21年医療機器・販売業等の管理者に対する継続的研修開催報告

○研修内容

1. 薬事法その他薬事に関する法令     
              和歌山県眼科医会理事 田村 学

2. 医療機器の品質管理          
              和歌山県眼科医会理事 北山 早知子

3. 医療機器の不具合報告及び回収報告に関する内容   
              和歌山県眼科医会理事 金川 龍一

4. 医療機器の情報提供          
              和歌山県眼科医会会長 吉村 利規


○研修の開催日時・開催地・受講数等

1) 開催日 平成21年12月13日(日) 
2) 時間  10時30分~12時30分
3) 開催地 和歌山ビッグ愛4階 和歌山市医師会会議室(和歌山市手平2-1-2)
4) 受講者 37名
  (事前申込者 37名・うち当日受講者 37名・当日申込者0名・途中退席者0名)
5)受講料  6000円

◆平成22年度日本眼科医会 第一回定例代議員会

代議員会報告
(社)日本眼科医会代議員会が下記の通り開催されました。
平成22年度日本眼科医会 第一回定例代議員会
期日  平成22年4月3日~平成22年4月4日まで2日間
場所  東京プリンスホテル
議題・議事
1号議案 平成22年度 (社)日本眼科医会事業計画の件
2号議案 平成22年度 (社)日本眼科医会予算の件
3号議案 平成22年度 (社)日本眼科医会会費賦課徴収の件

議事に先立ち(社)日本眼科医会会長選挙が行われ、高野繁先生が無投票で選ばれました。続いて副会長3名、常任理事10名、理事10名、監事2名、裁定委員9名の発表があり、いずれも候補者数と定員が同じであったため、無投票で当選者が決まりました。
高野会長により、今後の方針として3つの重点項目が示されました。①法人化の問題、これは来年春の代議員会で日眼医が公益社団法人になるか一般社団法人になるかの組織決定が予定されています。②眼科に特化した公的健診事業の計画、これは医療費削減という観点から行政が強い関心を持って進められているということです。③2年後の診療報酬改定に向けての適正な点数の要望が挙げられました。
その後と翌日にかけ、各ブロックからの質問に対して執行部から答弁がなされました。法人化の問題に関して、公益法人には寄付控除があり、一般社団法人には公益事業費比率の縛りがないことが大きな違いということで、対外的な評価の点から見て公益法人のほうが有利とのことでした。コンタクトレンズの問題では、対面販売の義務化に関し昨年9月に厚労省に要望書を出しましたが、今のところそれを承認しないとのことでした。専門医制度の専門医資格更新に関し、5年に一度日眼総会出席の義務規定が設けられましたが、これについて撤廃してほしいとの要望が出ましたが、撤廃は無理とのことでした。その他、勤務医部では昨今眼科志望者が減り、新眼科医数が以前の水準の30%減となっており、対策が検討されているとのことでした。最後に平成22年度予算の賛否の採択が行われ、賛成多数により可決され終了しました。詳しくは後日「日本の眼科」に議事録が掲載されますのでご覧ください。

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