◆第144回和歌山眼科医会定期総会


日時:平成24年4月22日(日)14:00~15:00
場所:和歌山ロイヤルパインズホテル
出席者:   68名
委任状提出者:55名

一.開会   副会長 田村 学

二.議長    議長 小西則子

三.会長挨拶  会長 黒田純一

 第144回和歌山県眼科医会総会を開催するに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。会員の先生方には本日ご多忙中のところ、ご出席いただき誠に有難うございます。
 日本眼科医会は平成24年4月1日より公益社団法人として正式に承認されました。県眼科医会の規約等に関しては従来通りで、特に変更は要らないとの事ですが、これまでの本部・支部の関係は解消され、各都道府県眼科医会という独立した別団体に業務を委託するという形をとるようです。代議員が法人の社員にあたり、社員総会つまり代議員会が最終決定機関となり、以前の総会が無くなりました。今後公益性の高い団体として活動を続けていくこととなります。
 和歌山県眼科医会もこの4月から新しい役員による新年度がスタートしました。新役員のお名前と理事役割分担は後程紹介させていただきますが、この度田中副会長が日本眼科医会の理事に就任されました。先生にはお忙しいかと思いますが、県眼科医会と中央との太いパイプ役として頑張っていただきたいと思っています。
 和歌山県眼科医会の今年度の事業計画に関しましては、従来の事業を継続していく予定ですが、今年度は和歌山女性医師の会の開催が新たに加わりました。また、全国的な学会である角膜カンファレンスが来年2月に開催され、これに対しましても大いに協力する必要が有ろうかと思いますので、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
 平成24年度の診療報酬の改定では、一部増点はありましたが、精密量的視野検査、調節検査、角膜形状解析検査等の眼科の基本的な検査が減点となり、相変わらず眼科に対する風当たりは強いものがあります。眼科医療の重要さを理解してもらうよう、われわれはもっと情報発信をする必要があるのではないかという気がしております。
 日本眼科医連盟の会費に関しましては本年度より基金引きをやめ、各自が入会の手続きを行い会費を納入するシステムに代わりました。そのため会費納入率がかなり低下しているようです。しかし、前回の診療報酬改定の際、眼科医連盟の努力により眼科の点数削減が最小限に食い止められ、また今回も白内障手術点数の削減防止に対応できたとのことで、我々の眼科医療を守るためにもやはりこのような政治的活動が必要であると思われます。どうかこのことを一人一人が理解し、眼科医連盟に加入していただくようお願い申し上げます。
 本日の総会は報告事項の後協議事項がございます。慎重かつスムーズな議事進行にご協力いただきますようお願い申し上げます。また、学会後の懇親会は医大雑賀教授の教授就任5周年のお祝いも兼ねて行いますので、多数のご参加をお願いしまして、会長挨拶とさせていただきます。

四.報告事項
1)日本眼科医会定例代議員会報告        会長 黒田純一
2)新役員紹介・理事役割分担(資料1)     会長 黒田純一
 新理事の紹介
新たに日赤医療センターの大谷篤史先生、橋爪奈津子先生、医大藤田識人先生に理事になっていただきました。藤田先生は医大住岡先生と交代で、橋爪先生は会計の宮本香先生と交代しますが、宮本先生にはしばらく指導役として残っていただき、引き継ぎをしていただく予定です。宮本先生には長い間有難うございました。

 予備代議員変更の件
前回の総会で田中康裕先生の予備代議員のご承認をいただきましたが、田中先生が日本眼科医会の理事になるということで、理事と予備代議員の兼任が出来ませんので、急遽委任状にて理事会とさせていただき、田村学先生と交代させていただきました。急なことでしたので報告が後になりましたが、ご承認の程よろしくお願いします。

3)会務および事業報告
 1、会務、一般事業報告、会員異動(資料3,4)副会長 田村 学
 2、平成23年度和歌山県眼科医会歳入歳出決算報告
                  (資料5) 理事 宮本 香
 3、監査報告                 監事 宮野恭子
 4、平成23年度眼科コメディカル事業及びコンタクトレンズ
         販売管理者継続研修歳入歳出決算報告(資料
                        理事 北山早知子
 5、平成23年度へき地学校健診決算報告および
  平成24年度へき地学校健診予定(資料)理事 中尾俊也

五.議事

第一号議案 平成24年度和歌山県眼科医会事業計画(案)
      及び学会予定 (資料10、11) 副会長 金川龍一
  ・・・・ 承 認

第二号議案 平成24年度歳入歳出予算(案) (資料12)
                       理事 橋爪奈津子
  ・・・・ 承 認

第三号議案 その他
 本年4月1日をもって日本眼科医会は公益社団法人となりました。それに伴い会則での記載も変更になりますので、ご承認よろしくお願いします。

六.健保メモ                副会長 田中康裕

七.その他

八.閉 会                 副会長 田村 学

◆平成24年度関連学会予定


平成24年度関連学会予定
 
平成24年 4月22日  和歌山眼科学会
       特別講演:山形大学眼科教授 山下英俊先生
平成24年 5月24日  第65回和歌山談話会
         講師:愛媛大学大学院医学系研究科
             視機能外科学分野 山口昌彦先生
平成24年 7月 5日 和歌山眼科フォーラム
       特別講演:鹿児島大学教授 坂本泰二先生
平成24年 7月19日  第66回和歌山談話会
        講師:日赤和歌山医療センター眼科部長 大谷篤史先生
平成24年 9月13日  第147回 和歌山眼科集談会
       特別講演:富山大学教授 林 篤志先生
平成24年10月4日  第67回和歌山談話会
平成24年11月1日 和歌山眼科フォーラム
       特別講演:京都府立医大教授 木下 茂先生
平成24年11月22日  第68回和歌山談話会
平成24年12月16日  和歌山眼科学会
       特別講演:Catholic University Dr. Choun-Ki Joo

◆執行部役員 (平成24年4月~26年3月)


会 長:  黒田純一
副会長:  田中康裕・田村学・金川龍一
理 事:  榎本善収・宮本香・北山早知子・中尾俊也・泉谷昌利
      山下隆之・芝崎喜久男・山本良・宮本武・岡本好夫
      大谷篤史・橋爪奈津子・藤田識人
監 事:  前田裕子・宮野恭子
議 長:  小西則子
副議長:  田中淑子
顧 問:  山中守・雑賀司珠也・吉村利規

公益社団法人日本眼科医会   理事:田中康裕
公益社団法人日本眼科医会  代議員:黒田純一
公益社団法人日本眼科医会予備代議員:田村学

公益財団法人和歌山県角膜・腎臓移植推進協会 理事:黒田純一
角膜移植推進委員会 委員長:黒田純一
           委員:雑賀司珠也・田中康裕・田村学・宮本武
日本アイバンク協会評議員 :田中康裕

郡市医師会役員
 和歌山市医師会理事:田村学
 和歌山市医師会学校医部会副会長:中尾俊也
 和歌山市医師会学校医部会副議長:吉村利規
 海南医師会副会長:金川龍一
 有田市医師会会長:応地正章
 有田医師会理事 :外江理
 那賀医師会理事 :橋爪奈津子

理事役割分担

◆平成24年度第1回定例代議員会報告


                             会長 黒田純一

 4月14日、15日に平成24年度第1回定例代議員会がザ・キャピトルホテル東急で開催され、出席してきました。
 第一日目は議事に先立ち日本眼科医会会長選挙が行われ、高野会長の再選が承認されました。また、副会長、常任理事、理事については立候補者数と定員が同数であったため、選挙せずに当選者が決まりました。この時点で当眼科医会の田中副会長の日眼医理事就任が承認され、田中先生は勤務医部と広報を担当されることになりました。同時に社会保険部のチームにも入られ、社保審査の本部見解の作成にもあたられます。日本の眼科の編集も担当されるようで、お忙しいとは思いますが、日本の眼科医療のため、頑張ってもらいたいと思います。
 高野会長の再任の挨拶では、1、今まで通り情報公開を行い議論を尽くしたいこと、2、東日本大震災に際し、義援金をはじめ多くの支援をいただいたことに対するお礼、日本版ビジョン・バンである眼科医療支援車両導入の計画があること、3、眼科に特化した公的検診に際し、費用対効果を検討中であることなどが述べられました。
 第二日目は主にブロックからの要望、質問に対して答弁がなされました。公益法人化に伴う代議員選出方法や会員資格の問題、大震災に対する対応策、コンタクトレンズ処方箋の義務化の是非等が議論されました。また、在宅診療拡大の対応のために、今後「診療・介護報酬検討委員会」を開催し、長期的な視点で眼科と在宅医療の検討を行うとのことで、これからの高齢化社会において、眼科も在宅医療に積極的に取り組んでいく必要があることが強調されました。この点に関しては今後議論が進んでいくものと思われます。この後定款及び定款施行細則の一部変更の件が賛成多数で可決され、閉会となりました。詳細は後日日本の眼科に掲載されますのでご覧になっていただきたいと思います。

2012年4月 1日

◆平成23年度第2回理事・役員会

日時:平成24年3月22日(木)午後6時30分~8時30分
場所:和歌山ビッグ愛4F 和歌山市医師会研究室
出席者: 黒田・田中(康)・田村・金川・榎本・宮本(香)・北山・中尾・泉谷・山本(良)山下・芝崎・小西・田中(淑)・宮野・宮本(武)・岡本・住岡・吉村・前田・山中

議題

報告事項

1. 近眼連報告及びH24年度近眼連日程   田中
2. 平成23年度和歌山県眼科医会歳入歳出決算報告  宮本(香)
3. 平成24年度コメディカル事業及び
       コンタクトレンズ販売管理者継続研修会計報告   北山
4.平成23年度へき地学校眼科健診決算報告
    及び平成24年度へき地学校健診予定、器具運搬内訳   中尾
5、日本眼科医連盟会費の件   黒田
6.その他
  田中康裕副会長の日本眼科医会理事内定に伴う予備代議員変更の件。本年1月理事の委任状により理事会に代えさせて頂き、田村学副会長の予備代議員変更が了承されました。

協議事項

1.平成24年度事業計画〈案〉     金川 
2.平成24年度会計予算〈案〉     宮本(香)
3. 5月27日全国審査委員連絡協議会出席の件 田村
4.理事改選の件   
5.医大市民講座協力について 宮本(武)
6. 第144回和歌山県眼科医会総会・学会開催について 田村
   平成24年4月22日(日)於:ロイヤルパインズホテル
     講師:山形大学眼科学教室教授 山下英俊先生
      「糖尿病網膜症の治療戦略と糖尿病治療」
7.その他 平成25年2月医大角膜カンファレンス協力について 住岡
      平成24年度年間スケジュール

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