2024年3月26日

◆令和5年度第2回役員会

日時:令和6年3月21日(木) 午後6時~   ( WEB会議 )
参加者:山中、橋爪、藤田識、森、荻野、西川、中尾、月山、岩西、鈴木、黒田、山下、宮本香、吉村、松本浩、北山 (順不同、敬称略)

[報告事項]
1.R5決算報告  橋爪 森(コメディカル) 中尾(僻地検診)
2.会員移動    西川 
3.全国眼科ダイバーシティ推進協議会 月山
4.近眼連勤務医部連絡協議会  荻野
5.会務報告R61月〜3月
R6.2.25  全国眼科ダイバーシティ推進協議会 月山、田中才
R6.1.20  近眼連勤務医部連絡協議会  荻野、岩西
R5.3.2   近眼連連絡協議会    山中、藤田、田中才
R5.3.14  会計小委員会 橋爪、森、山中、藤田識、西川

[協議事項]
1.R6事業計画案 山中
2.R6予算案案  橋爪
3.R6年僻地検診予定 中尾
4.学術奨励賞   山中


敬称略

2024年2月 5日

◆ライトアップinグリーン運動

令和5年 12月吉日

和歌山県眼科医会会員各位

ライトアップinグリーン運動 協力のお願い
        予定期間 2024年3月10日より16日まで(7日間)
  
拝啓 

 日頃より会員の先生には和歌山県眼科医会の活動にご協力いただき誠に有難うございます。
 日本緑内障学会は緑内障についての正しい知識を広めることを目的に、毎年3月上旬の世界緑内障週間に世界の緑内障研究者や患者団体とともに啓発活動を行っています。検診などのイベントのほかに、国内のランドマーク施設や医療機関において、緑内障のシンボルカラーのグリーンにライトアップする運動を展開しています (「 ライトアップinグリーン運動」)。日本発信のこの運動ですが、海外でもグリーンライトアップを開始する国も出てきています。残念ながら当和歌山県ではこの運動に参加した実績が未だありません。2024年度には、この運動に和歌山県眼科医会として参加し緑内障の啓蒙活動にあたりたいと考えています。そこでライトアップしていただける施設にご協力をお願いしたく連絡させていただきました。2024年は3月10日〜16日が世界緑内障週間に当たります。「 ライトアップinグリーン運動」を通して、より多くの人々に「緑内障」という疾患に関心を持っていただきたいと考えております. 詳細は緑内障学会のHPにLIGHT-UP IN GREENの項目がありますので参考にしていただければ幸いです
 本事業の趣旨に御賛同頂き何卒格段のご配慮を賜りますよう心よりお願い申し上げます                                    

参考資料 
1.趣意書
2.実施概要

敬具

                       和歌山県眼科医会
                       会長 山中 修

2024年2月 2日

◆会長選挙の公示

和歌山県眼科医会 理事各位
                   和歌山県眼科医会 会長 山中 修


来る 2024 年 3月に開催される定時役員会において、会長選挙を行います。
和歌山県眼科医会理事で立候補を予定されている方は2024 年 2 月 28 日(木)までに学会事務局にご連絡ください

<会長選挙の定数>
会長 1 名

(お問い合わせ先)
和歌山県眼科医会 事務局
〒640-8212
和歌山市杉ノ馬場1投目41−1 山中眼科内
TEL: 073-431-3904

2023年12月21日

◆第167回和歌山眼科医会総会

日時:令和5年12月17日(日)14:00~15:00
場所:ホテルグランヴィア和歌山

一.開会                 司会 藤田識人

二.議長                    橋爪奈津子

三.会長挨拶               会長 山中 修

四.報告事項
1)会務および事業報告
 1.会務、一般事業報告      (資料1)   山中 修
 2.会員異動           (資料2)   西川為久

2)令和5年度へき地学校健診報告  (資料3)   中尾俊也
3)令和5年度目の愛護デー事業報告           藤田識人
4)和歌山県眼科医会賛助会員の件  (資料4)   橋爪奈津子
5)年末年始の救急体制       (資料5)   山中 修
6)その他


五.議事
1)令和6年度和歌山県眼科医会関連学会の件(資料6)   山中 修
2)その他

閉会                 藤田識人

2023年12月 8日

◆令和5年度 年末年始救急体制

2023年
12月29日(金) 8:30~11:30  和歌浦中央病院
        9:00~12:00  稲田病院
        10:00~13:00 しらい眼科(和歌山県眼科医会)
        14:30~19:00 しらい眼科
        19:00~     和歌山医大

  30日(土) 10:00~13:00 しらい眼科(和歌山県眼科医会)
        14:30~19:00 しらい眼科
        19:00~     和歌山医大

  31日(日) 9:00~17:30  日赤和歌山
        9:00~翌日(1/1)8:59 和歌山医大紀北分院
          (17:30~翌日(1/1)8:59 和歌山医大)

2024年
1月1日(月) 9:00~翌日(1/2)8:59 和歌山医大紀北分院
          (9:00~翌日(1/2)8:59 和歌山医大)

  2日(火) 9:00~翌(1/3)8:59 和歌山医大

  3日(水) 9:00~翌(1/4)8:59 和歌山医大紀北分院
          (9:00~翌(1/4)8:59 和歌山医大)

◆令和5年度第1回役員会

日時:令和5年12月7日(木) 午後6時~   ( WEB会議 )

報告事項
1.目の愛護デーについて:  藤田                                     
2.へき地学校検診について: 中尾                     
3.近眼連男女共同参画推進協議会 10・14 田中才一    
4.全国健保担当理事連絡会: 10・29 藤田
5.全国勤務医連絡協議会:11・19 岩西 田中才一 荻野
6.会長会議 : 11・11、12 山中  
7.全国眼科学校医連絡協議会 : 11.26 中尾
8.年末年始の救急体制 : 山中
9.賛助会員 :   橋爪 
10.会員異動 :   西川

会務予定
1.近眼連:山中
   2024年3月2日 奈良市
2.ダイバーシティ協議会:月山
   2024年2月25日東京 参加者:月山 西川

協議事項
1.R5 12月和歌山県眼科医会総会・学会開催について:山中
2.緑内障週間 2024年3月10日~:山中
3.R6年度僻地健診:中尾

2023年11月22日

◆第167回 和歌山眼科学会プログラム

(専門医認定事業:59028)
日時:2023年12月17日(日) 15:00~17:00  
場所:ホテルグランヴィア和歌山 6階「ル・グラン」
       和歌山県和歌山市友田町5丁目18番地
TEL 073-425-3333
会費:3,000円   


【教育講演】 15:00~16:00(各30分)

座長:山中眼科医院 山中 修 先生 (和歌山県眼科医会 会長)

1.「黄斑浮腫治療データベースのブラッシュアップ」
              安原 聡志 先生
              (日本赤十字社和歌山医療センター 眼科)

2.「眼感染症網羅的PCR検査で変わる感染性ぶどう膜炎診療」
              安田 慎吾 先生
              (和歌山県立医科大学 眼科学講座)




【特別講演】 16:00~17:00

座長:和歌山県立医科大学眼科学講座 教授 雑賀 司珠也 先生

演題:「どう使う?いつ使う?

      ROCK阻害薬と多剤併用療法の考え方」


           演者:東京大学医学部 眼科学教室 准教授 本庄 恵 先生



*本学会は、日本眼科学会生涯教育事業(1単位)を申請しております。

共催 和歌山県眼科医会/興和株式会社  
[お問い合わせ] 興和株式会社 伊藤允勝 TEL:080-1003-3292

2023年9月21日

◆令和5年度第2回理事会

日時:9月14日(木) 18:00~19:00
場所:リモート会議
出席:山中 藤田識 橋爪 榎本 山下 中尾 田中才
   松本浩 西川 岩西 月山 森

・議事
報告事項
1.第2回近眼連勤務医連絡協議会 8・27 田中才、荻野 岩西

2.第2回近眼連連絡協議会    8・27 山中 橋爪 藤田識
  
協議事項
1.第3回近眼連連絡協議会 3月 奈良ホテル
2.和歌山県眼科医会総会および和歌山市医師会眼科部会総会
              12月17日 グランヴィア
3.和歌山県眼科学会(懇親会も予定)   12月17日 グランヴィア 
4.和歌山女性医師の会  10月21日 ビッグ愛
5.目の愛護デー 10月1日 講演「緑内障と配合点眼液」(高田幸尚先生)
               目の相談会(藤田識先生 前田先生)
6.スマートサイトおよび盲学校運営協議会 岩西


・会務予定
1.全国眼科学校医連絡協議会  11.26 中尾            
2.全国健保担当理事連絡協議会 10・29 藤田識
3.全国勤務医連絡協議会  11・19 田中才 荻野 岩西
4.全国会長会議        11・11.12 山中
5.CL販売管理者継続研修 榎本 本年度は日眼医のeラーニング
6.コメディカル講習会      本年度は日眼医の講座

2023年9月 1日

◆令和5年度コンタクトレンズ販売管理者継続的研修
 e ラーニングについてのお知らせ

日本眼科医会からのお知らせ
「令和5年度コンタクトレンズ販売管理者継続的研修
 e ラーニングについてのお知らせ」

受講対象者: 1.日本眼科医会会員、日本眼科医会会員の紹介のある方
       2.一般の方(非会員)
申込受付期間:1.日本眼科医会会員、日本眼科医会会員の紹介のある方
           10月18日(水)~ 10月31日(火)
       2.一般の方(非会員)
           11月 1日(水)~ 11月14日(火)
受 講 料:  1.日本眼科医会会員、日本眼科医会会員の紹介のある方
           4,000 円(税込)
       2.一般の方(非会員)
           7,000 円(税込)
開催期間: 12月8日(金)12:00 ~ 12月21日(木)14:59
開 催 方 法: オンライン(e ラーニング形式)
申 込 方 法: 日本眼科医会ホームページ「医療関係者向け」内の専用バナーより、
         直接ウェブ申込可
         https://convention.jtbcom.co.jp/clkenshu/

2023年7月 9日

◆令和5年度 第1回理事会

日時:7月6日(木) 18:00~19:00
場所:リモート会議
参加者:山中 橋爪 藤田 榎本 中尾 荻野 田中 岩西 西川 月山 森(順不同 敬称略)
報告事項
1. 第1回近眼連連絡協議会 5月27日(土)web会議 山中 橋爪 藤田識
2. 令和5年度賛助会員について 橋爪
3.全国審査委員連絡協議会およびブロック別社保協議会 6月4日 荻野
4.日本眼科医会 定時代議員会 6月24、25日 山中

協議事項
1.第1回勤務医部連絡協議会8月27日  奈良
  第2回近眼連連絡協議会 8月27日  奈良 会議、勉強会、および懇親会
2.全国健保担当理事連絡協議会 10月29日 藤田
3.全国会長会議 11月11、12日 Hybrid 山中
4.全国勤務医連絡協議会 11月19日 荻野 田中 岩西
5.全国眼科学校医連絡協議会 11月26日 中尾
6.眼科コメディカル講習会 西川
7.CL販売管理者継続研修 榎本
日本眼科医会主催 申込10月18日から31日まで 開催12月8日から21日(日本眼科医会HPに掲載中)
8.会費徴収 西川
9.広報活動 月山

2023年4月17日

◆第166回 和歌山眼科学会(Zoom開催)プログラム

(専門医認定事業 59028)
日時 :2023年 4月 16日 (日 )15:00~17:00
配信場所 和歌山県民文化会館 会議室 (Web開催)
    和歌山市小松原通り1丁目1番地
    TEL:073-436-1331  
 
 
 
14:50~15:00 和歌山県眼科医会からのお知らせ

【教育講演】15:00~ 16:00
  座長 山中眼科医院 山中 修先生(和歌山県眼科医会 会長)

  「 大規模災害時の行動指針作成にあたつて 」
     日本赤十字社 和歌山医療センター 眼科部長 荻野 顕先生

  「 黄斑疾患における視機能検査 」
     和歌山県立医科大学眼科学講座 講師 岩西 宏樹先生

 

【特別講演】16:00~ 17:00
  座長 和歌山県立医科大学眼科学講座 教授 雑賀 司珠也先生

  「 眼瞼炎を斬る! 」

   演者
東邦大学医療センター大森病院 眼疾患先端治療学寄付講座 准教授 いしづち眼科

鈴木 崇先生 

*本学会は、日本眼科学会生涯教育事業(1単位)を申請しております。
共催 和歌山県眼科医会
千寿製薬株式会社

2022年6月 1日

◆和歌山県眼科医会

会長挨拶
和歌山県眼科医会会長 山中 修    
 令和4年4月より和歌山県眼科医会会長を拝命しております山中 修です。
日頃より和歌山県眼科医会に承りました会員先生方のご理解、ご協力に心より感謝申し上げます  長くコロナ禍で医会活動が制限され会員の先生方との連携が難しい状況のなか当会が取り組まなければいけない課題もいくつか見えてきたように思います。
中長期的な観点から和歌山県眼科医療の発展のために今後取り組んで行きたいと考えている項目をいくつか書かせていただきます。
1. 組織の健全化、透明性の維持
役員、理事の先生方のご協力によりこれまで同様に真摯に取り組みたいと考えています。
2. 和歌山県眼科医療に対する支援
特に現在、一部の医療機関に依存している眼科救急医療体制を是正していく必要があると考えます。医師や診療場所の確保などなかなか難しい課題はあり一朝一夕に解決する問題ではありませんが会員先生方のご協力のもと考えていきたいと思います。
3. 医会、会員相互の情報共有のあり方
まず身近なところでは郵便、FAXからemailへ(メーリングリストの作成)。これにより早く確実に情報共有ができると考えます。また緊急時の連絡手段としても有効だと考えます。もちろん紙媒体をご希望の先生にはこれまで通り対応させていただきます
 

 まだまだ他にも取り組まなければいけない課題はあります。また眼科医療を取り巻く環境も変化しています。今年は10月に新専門医制度への移行があります。当眼科医会としても皆さまに混乱なく新しい制度に移行できるようつとめてまいる所存です。
 私自身は小さな歯車の一つですが多くの会員皆さまと連携することで大きな歯車となり組織をより大きく動かせるものと信じております。今後のご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます


  • 副会長、新役員挨拶
  • 執行部役員名簿(期間:(令和4年4月~6年3月)
  • 和歌山県眼科医会総会
  • 和歌山県眼科学会・集談会
  • 理事会・役員会
  • 和歌山県眼科医会会則
    支部長:山中 修
    支部: 〒640-8212 和歌山県和歌山市杉ノ馬場1丁目41−1
          山中眼科内
    TEL:073-431-3904

    2022年5月30日

    ◆副会長、新役員挨拶

    副会長挨拶


    和歌山県眼科医会副会長
    橋爪 奈津子   

    和歌山県眼科医会副会長 橋爪奈津子
     皆さまこんにちは。
    紀の川市粉河で開業しております、はしづめ眼科の橋爪です。
     この度は伝統ある和歌山県眼科医会副会長を拝命し、身の引き締まる思いです。
     微力ながら会長の山中先生をお支えする形で、会員相互の親睦を図るとともに、和歌山県の眼科診療の発展に貢献出来ればと考えております。
    甚だ未熟者ではございますが、どうぞよろしくお願いいたします。


    和歌山県眼科医会副会長
    藤田 識人   

    和歌山県眼科医会副会長 藤田 識人
     皆様、平素から大変お世話になっております。和歌山市内で開業しています藤田眼科の藤田識人と申します。
     これまで理事として、日ごろから尊敬していた先輩の先生方と一緒に仕事ができているだけでも身に余る光栄と感じていましたが、この度、和歌山県眼科医会の副会長を拝命することになりました。私のような若輩者では力不足になるであろうことは容易に想像に足るところではありますが、微力ながらでも山中会長、橋爪副会長のお役に立てるよう、粉骨砕身努める所存です。そして、眼科医療に携わっていただいている会員の皆様にとって、日ごろの業務が円滑に行えるよう、できる限りの尽力をいたします。
     なにごとにもまだまだ未熟なものですが、経験豊富な理事の皆様、会員の皆様のご指導とご鞭撻を頂き、また至らぬところは叱咤頂けることを幸いと感じております。
    どうぞよろしくお願い申し上げます。


    新役員挨拶
    和歌山県眼科医会理事
    月山 純子  

     皆様、こんにちは。橋本市駅前で2021年12月に開業させていただいた医療法人心月会つきやま眼科クリニックの月山純子です。このたび、和歌山県眼科医会の理事を拝命致しました。まだまだ若輩者ではありますが、このような機会をいただき、微力ながら少しでもお役に立てればと思っております。
     コロナ禍の中、和歌山県内で過ごす時間が長くなりましたが、改めて、和歌山の良さに、気が付きました。理事の仕事を通じて、さらに和歌山にしっかり根を下ろして頑張っていきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

    2013年7月31日

    ◆第3回和歌山眼科女性医師の会報告

    北山 早知子
    第3回和歌山眼科女性医師の会が平成25年7月6日(土)16時より、ホテルグランヴィア和歌山にて開催されました。

     社会医療法人 博寿会山本病院眼科 月山純子先生に「目力ブ―ムとコンタクトレンズ」 ~アイメイクからカラーコンタクトまで~についてご講演をいただきました。

     目力ブームにより目元を"盛る"化粧法やカラーコンタクトレンズ(カラコン)の流行が続いており、化粧によるコンタクトレンズ(CL)へのトラブル、カラコンの問題点を紹介されました。
     シリコンハイドロゲルレンズは脂質が付きやすく、クレンジングオイルでCLの変形も生じるため「CL First」で化粧品やクレンジングオイルがCLに付かない様に指導する必要がある。
     日常臨床で、よく経験するカラコンによるトラブル症例、現在のカラコンをめぐる状況を示され、頭ごなしに怒ってしまうと眼科専門医の管理からはずれてしまいがちになり、説得力のある説明をするためにも現状を知っておく必要があると講演されました。

    26名の女性医師が参加し、情報交換会を行いました。
    20130731.jpg

    2013年7月10日

    ◆平成25年公益社団法人日本眼科医会定時代議員会報告

    黒田純一
     平成25年6月23日、公益社団法人日本眼科医会定時代議員会がザ・キャピトルホテル東急にて開催され、出席してきました。
    まず高野会長の会長挨拶では4月以降いくつかの進展があった事例についてのご報告がありました。以下列挙しますと、
    ①   ビジョンバンが13回17か所出動した。今後の協力をお願いする。
    ②   免許更新時の視野検査について、警察庁に平成25年度から「視野と安全運転の関係に関する調査研究委員会」が立ち上がった。
    ③   色覚問題について、衆議院予算委員会での下村文科大臣の「何らかの形で児童生徒が社会に入る前に検査があってもよい」との答弁を踏まえ、文部科学省でも健康診断のあり方を検討中。
    ④   専門医問題について、第三者機構の専門医制度の受験資格や更新条件に、日眼や日眼医の会員歴が文章として外されることが判明した。
    ⑤   公的眼科健診について、健診により緑内障は50%、糖尿病網膜症は17%効果あり、眼科では37%の失明予防効果ありと出ている。行政が取り掛かりやすいようにモデル事業を立ち上げている。
    ⑥   診療報酬改定について、7月末から9月にかけて厚労省がヒアリングを行っている。多焦点レンズはしばらくこのままの可能性強い。
    とのことでした。
     その後ブロック質問に移り、多くの事項について活発な討議がなされました。
    男女共同参画については、近年の医師国家試験における女子医学生の合格率は30%を超え、日本眼科医会における女性会員の割合も40%を超えたとのことで、育児休暇を取得しやすい環境、短時間勤務制度の普及等、女性医師の増加を視野に入れて勤務体制を考慮していただきたいとのことでした。色覚検査については本年4月衆議院の予算委員会において下村大臣により「義務教育期間の中で一度検査を受けられるような形をとったらどうか」との答弁がなされ、文部科学省でも健康診断のあり方につき検討中とのことで、平成15年に定期学校健診から除外された色覚検査が見直される可能性を感じました。専門医制度については、第三者機関が行う専門医制度について、受験資格や更新条件に会員歴が文言としては外されることが判明したとのことで、日眼医はこれについて日本眼科学会専門医制度委員会において強い懸念を表明し、今後、日眼、日眼医共同で第三者機関に働きかける予定とのことです。専門医制度問題は今後日眼、日眼医の組織率にもかかわる可能性もあり、経過が注目されます。最近眼障害が増加傾向にあるカラーCLについては今回討論に多くの時間がもたれました。日眼医としては「カラーCLの使用は原則勧めないが、眼障害の少ないカラーCLに限って処方することはやむを得ない」との基本方針を決めています。現在厚労省が認可承認しているカラーCLは250品目以上あるそうで、日眼医はこの認可基準を厳しくしてほしい旨の要請を行う、そのためのデータを作成中とのことでした。
     詳細は後日日本の眼科に掲載されますので、ご覧ください。

    2013年7月 8日

    ◆平成25年度へき地眼科検診に参加して

    眼科松本クリニック 
    視能訓練士 森口 ゆみ子

     6月上旬、私は日高川町美山地区の検診を田村学医師と中尾俊也医師、視能訓練士の笠戸さん、上川さんと共に担当しました。美山は和歌山市内からでも車で一時間ほどで着きますが、大きな川が流れ、山々に囲まれた自然豊かな場所でした。
     検診での私たち視能訓練士の業務は、オートレフ、視力検査に加え、今年から医師の了承のもと積極的に眼位検査を行いました。オートレフは、器械近視にならないよう声かけをし、なるべく調節させないように測定しました。
     視力検査での小学生の判定は1.0以上のAが多い印象を受けました。地元の教育委員会の方のお話では、中津地区に比べ美山地区は毎年A判定の率が高いそうです。また近視率が高くなる中学生では、眼鏡やコンタクトレンズを使用する生徒も増えますが、この地域ではコンタクトレンズはまだ誰も使用していないと聞き驚きました。
    眼位検査での斜位は、斜位近視や角度が大きければ将来的な眼精疲労や斜視なども考えられるため、角度が小さい場合も記載しました。総評の時、学校側から外斜位の記載が多いとの質問がありましたが、「今の段階では、経過観察で良いでしょう。」と医師からの説明を受け安心されていました。今後は眼位検査においてもガイドラインの必要性があると感じました。
     私は和歌山に来て4年が経ちます。今回初めての場所でのリーダーだったこともありとても緊張しましたが、皆様のお陰で無事終えることができました。このへき地検診への参加は、日常業務とはまた違った気づきもあり、大変有意義な経験です。他県の視能訓練士の友人たちに、和歌山県でのへき地眼科検診のことを話題にすると、他県にはそのような活動がないため非常に興味をもってくれます。これからもこのへき地検診を通じて早期発見ができるよう、少しでも地域医療に貢献できればと思っています。

       ■検診風景

    ◆平成25年度第1回和歌山県眼科医会理事会

    日時:平成25年7月4日(木) 19:00~20:30
    場所:和歌山ビッグ愛4F 和歌山市医師会研究室
    出席者:黒田、田中、田村、中尾、北山、宮本(香)、橋爪、岡本、山本(良)、住岡
    欠席者:金川、榎本、泉谷、山下、芝﨑、宮本(武)

    報告事項
    1.日眼医代議員会報告                      黒田
    2.平成25年度第1回近眼連連絡協議会報告              田村、田中
    3.5月26日 全国審査委員連絡協議会報告              田村、田中
    4.平成25度へき地学校眼科健診結果報告              中尾
    5.平成25度賛助会員会費の件                   橋爪
    6.平成24年度眼科有床診療所アンケート結果報告          黒田
    7.会報の件                           黒田
    その他
      ○学校での消石灰使用等に関するアンケート調査について(お礼と報告)
      ○網膜色素変性症協会からの協力依頼
      ○コンタクトレンズ処方のあり方に関する検討委員会答申 

    協議事項
    1.7月6日 和歌山眼科女性医師の会について           北山
    2.平成25年度眼科コメディカル和歌山講習会募集について      北山
    3.9月29日 全国眼科学校医連絡協議会               中尾・出席
    4.10月6日 目の愛護デー行事について              田村
    5.10月中旬~下旬 都道府県健保担当理事連絡会議         担当・金川
    6.11月24日 第14回全国勤務医連絡協議会             住岡 ・出席
    7.平成25年度眼鏡に対するアンケート調査への協力
                             担当・黒田、田村、金川、中尾
    8.弔意の供花について
    9.都道府県別新眼科医数調査
    その他

    2013年4月25日

    ◆第146回 和歌山眼科学会

    (専門医認定事業 59028)

    日時:平成25年4月21日(日) 15:00~17:00
    場所:和歌山ビッグ愛 会議室603
    和歌山市手平2丁目1-2 TEL:073-435-5200
    会費:3,000円

    製品紹介「コソプト配合点眼液」

    【一般講演】 15:00~16:00

    1)一般診療所でも始められるロービジョンケア
      森口ゆみ子(視能訓練士)、松本英樹(眼科松本クリニック)
    2)「マイトマイシン点眼が著効したcarcinoma in situの一例」
      泉谷愛、岡田由香、雑賀司珠也(和歌山県医大)
    3)「眼底所見から発見された再生不良性貧血の一例」
      住岡孝吉、岡田由香、雑賀司珠也(和歌山県医大)
      松本英樹(眼科松本クリニック)


    【特別講演】 16:00~17:00
    演題『私の緑内障手術-改定緑内障治療ガイドライン-』

    座長:和歌山県立医科大学 眼科学教室 教授 雑賀司珠也 先生
    講師:琉球大学大学院 医学研究科 医科学専攻 眼科学講座 教授
                               澤口昭一 先生
                               
    抄録:
     1980年頃からの緑内障手術治療について、その歴史と2012年の改訂緑内障ガイドラインにおける緑内障手術のガイドラインについて症例を交えながら述べる。
     1980年当時、緑内障薬物治療は限られており、眼圧の高い緑内障は最終的には手術治療に頼らざるを得なかった。新潟大学における開放隅角緑内障の手術は濾過手術が中心であり、多くの合併症とその不確実な眼圧下降効果により、多くの緑内障は難治性と分類された。現在でも難治な血管新生緑内障の予後は当時絶望的であった。セトン手術が次いで行われたが、その効果も限定的であった。増殖抑制剤の併用により手術成績は急速に向上し、現在に至る手術手技が確立された。閉塞隅角緑内障に関しては当時は発作眼の周辺虹彩切除が中心であり、僚眼への予防的治療も行われた。その後レーザー虹彩切開術が普及し、その顛末として水疱性角膜症が臨床の場で問題となった。2000年頃から超音波白内障手術と人工水晶体移植術が本疾患の根治的な治療法として注目され、現在に至っている。
    これまでの緑内障手術を振り返って講演する。
    20130425-3.jpg

    ※ 本学会は、日本眼科学会生涯教育事業(2単位)として認定されております。
    共催 和歌山県眼科医会
       MSD株式会社 

  •