2010年4月 2日
◆僻地検診に参加して
日本赤十字社和歌山医療センター 視能訓練士 橋戸 美知佳
去年の5月、田中康裕先生・黒田純一先生のもと視能訓練士の坊作さんと共に北山村と古座川の僻地検診に参加させていただきました。北山村へは和歌山から田中先生の運転で揺られること約4時間・・・行くだけでも一苦労でしたが、無事に到着しました。
検診では私たち視能訓練士がオートレフラクトメーターをとり、視力を測定します。その後、医師の診察があります。主に視力不良・眼位異常がないか、眼鏡が適切かどうか、眼疾患がないかをチェックします。
検診が一通り終わった後には、学校の養護教諭に事後指導が行われます。そこでは、養護教諭からの色々な質問があり、普段聞くことが出来ない養護教諭の声が聞け、すごく参考になりました。
僻地検診は大変なことも多いですが、僻地に住んでいる子どもたちの眼異常の早期発見、養護教諭との事後指導など、とても有意義な事だと実感しました。
眼科医の先生方のお力添えで僻地検診に参加できることを、とてもうれしく思います。
ありがとうございました。